年取ってくると「ラッキー」と浮わつくことが段々となくなってしまいます。
正確には、浮わつくことが少なくなります。
それでも、数少ない「ラッキー」を人生のスパイスとして、今日も明日も健気に生きてゆくのです。
私にとっての数少ない「ラッキー」の一つが、「リング誌」「ボクシングニューズ誌」「スポーツイラステレイテッド」が届いているという 〝ロイヤル・ストレート・フラッシュ〟な日です。
そんな日は、お酒を飲んで(いつも飲んでますが)明け方近くまで、ゆっくり3誌を読みこんじゃうことも珍しくありません。
今日は「リング誌4月号」と「ボクシングニューズ誌 2月20日号」が着弾! ※写真後方の「赤エビ」と「くじら」のお刺身と「ガンダムvsシャア専用ザクの醤油皿」は定期購読していません。
「スポイラ」が届かず〝ロイヤル・ストレート・フラッシュ〟はならずでしたが〝ロイヤル・フラッシュ〟です。
そんなわけでリング誌4月号が特集している Fighter of The Decade をザザーーっとご紹介。
最も権威のある(とされる)全米ボクシング記者協会(BWAA)が2010〜2019年の10年間を対象とした Fighter of The Decade に選んだのはフロイド・メイウェザー。
対象の10年間で戦ったのはわずか10試合。しかも2016、2018、2019年は一度もリングに上がっていません。さらにこの10試合の中には全く評価できない、ど素人コナー・マクレガーとの茶番劇も含まれている。
リング誌のダグ・フィッシャー編集長は「メイウェザーは好きじゃない」とバッサリ。フィッシャーのFighter of The Decade はローマン・ゴンザレス。
しかし「メイウェザーに投票した記者たちの根拠は、結局は有力候補の二人(マニー・パッキャオとカネロ・アルバレス)に勝ったから」と、選考理由を挙げている。
そして「パッキャオはティモシー・ブラッドリーとジェフ・ホーンに不可解な判定で敗れ、ファン・マヌエル・マルケスには衝撃的なノックアウト負けを喫した。それでも、メイウェザーとの対決に勝っていれば 2000〜2009年に続いて2期連続のFighter of The Decade を手にしていたはずだ」と21世紀最大のボクシング・アイコンへの思い入れも吐露。
一押しのロマゴンが評価されない原因はシーサケット・ソールンビサイに連敗したからではなく「sub-bantam weights are generally ignored by American boxing writers 一般的に米国の記者はバンタム級以下のボクサーを無視しているから」と書いています。
確かに、ロマゴンは約2年間もリング誌PFPに君臨しましたが、Fighter of The Decadeを逃しただけでなく、Fighter of The Year も一度も獲れていません。PFPという蜃気楼的な評価は高かった一方で、形ある賞は手にできませんでした。
ノニト・ドネア(2012年)とカール・フランプトン(2016年)がFighter of The Yearを獲得していますが、それぞれジュニアフェザ級ーとフェザー級での実績が評価されたものでした。
私たちは「米国ではジュニアライト級以下は日陰階級」と理解していますが、バンタム以下となるとその影はさらに濃さを増すのかもしれません。
自虐的になるわけじゃないですが、ロマゴンはないと思います。
Fighter of The Decadeは、パッキャオとカネロに勝ったメイウェザーが妥当でしょう。
スポーツイラステレイテッドが選んだアンドレ・ウォードもいいボクサーでしたが、スーパー6で優勝はしましたが完全統一王者にはなっていません。ライトヘビー級でもセルゲイ・コバレフに勝っただけです。
さあ、そしてトーマス・ハウザーはカネロを推しました⬇︎。
カネロはこの10年間で23勝1敗1分。
23勝の中には衰えたミゲール・コットとシェーン・モズリーが含まれているが、オースティン・トラウトやエリスランディ・ララなど誰もが避けて通るやりにくい相手も選んできた。
ゲンナディ・ゴロフキンとの初戦は確かに分が悪いドローだったが、再戦ではGGGの土俵で戦いGGGを追いかけ回して見せた。
フロイドに負けたという人は、あのときのカネロがまだ23歳だったことも考えるべき。そして、あの敗北を取り返すのに十分な勝利をこの10年間で重ねてきたかどうかも、考えるべきだ。
確かに、フロイドはこの10年間も無敗だった。しかし、無敗にどれだけの意味がある?
フロイドが勝ったパッキャオは2009年バージョンだったか?カネロは2019年バージョンだったか?
彼は全盛期のパッキャオを徹底的に回避して、カネロには卑劣なキャッチウェイトを突きつけた。そして、彼の試合はとにかく面白くない。
私が選んだFighter of The Decadeで無敗はロッキー・マルシアノだけ。当該の10年間ではマルシアノと、1880年代のジョン・L・サリバン、1960年代のモハメド・アリの三人だけ。
負けたらFighter of The Decadeに選ぶことはできない、なんて馬鹿げた話はない。
フロイドの無敗には意味がない。
リング誌が米国ファンに聞いた結果も「メイウェザーはFighter of The Decadeにふさわしくない」という声が40%に上るなど、蛇蝎の嫌われっぷりは健在。
ファンだけでなくメディアにもアンチが多いのは、流石です。毒を喰らわば、です。
メイウェザーが狙ったのは、中途半端な嫌われ者なんかじゃありません。
正確には、浮わつくことが少なくなります。
それでも、数少ない「ラッキー」を人生のスパイスとして、今日も明日も健気に生きてゆくのです。
私にとっての数少ない「ラッキー」の一つが、「リング誌」「ボクシングニューズ誌」「スポーツイラステレイテッド」が届いているという 〝ロイヤル・ストレート・フラッシュ〟な日です。
そんな日は、お酒を飲んで(いつも飲んでますが)明け方近くまで、ゆっくり3誌を読みこんじゃうことも珍しくありません。
今日は「リング誌4月号」と「ボクシングニューズ誌 2月20日号」が着弾! ※写真後方の「赤エビ」と「くじら」のお刺身と「ガンダムvsシャア専用ザクの醤油皿」は定期購読していません。
「スポイラ」が届かず〝ロイヤル・ストレート・フラッシュ〟はならずでしたが〝ロイヤル・フラッシュ〟です。
そんなわけでリング誌4月号が特集している Fighter of The Decade をザザーーっとご紹介。
最も権威のある(とされる)全米ボクシング記者協会(BWAA)が2010〜2019年の10年間を対象とした Fighter of The Decade に選んだのはフロイド・メイウェザー。
対象の10年間で戦ったのはわずか10試合。しかも2016、2018、2019年は一度もリングに上がっていません。さらにこの10試合の中には全く評価できない、ど素人コナー・マクレガーとの茶番劇も含まれている。
リング誌のダグ・フィッシャー編集長は「メイウェザーは好きじゃない」とバッサリ。フィッシャーのFighter of The Decade はローマン・ゴンザレス。
しかし「メイウェザーに投票した記者たちの根拠は、結局は有力候補の二人(マニー・パッキャオとカネロ・アルバレス)に勝ったから」と、選考理由を挙げている。
そして「パッキャオはティモシー・ブラッドリーとジェフ・ホーンに不可解な判定で敗れ、ファン・マヌエル・マルケスには衝撃的なノックアウト負けを喫した。それでも、メイウェザーとの対決に勝っていれば 2000〜2009年に続いて2期連続のFighter of The Decade を手にしていたはずだ」と21世紀最大のボクシング・アイコンへの思い入れも吐露。
一押しのロマゴンが評価されない原因はシーサケット・ソールンビサイに連敗したからではなく「sub-bantam weights are generally ignored by American boxing writers 一般的に米国の記者はバンタム級以下のボクサーを無視しているから」と書いています。
確かに、ロマゴンは約2年間もリング誌PFPに君臨しましたが、Fighter of The Decadeを逃しただけでなく、Fighter of The Year も一度も獲れていません。PFPという蜃気楼的な評価は高かった一方で、形ある賞は手にできませんでした。
ノニト・ドネア(2012年)とカール・フランプトン(2016年)がFighter of The Yearを獲得していますが、それぞれジュニアフェザ級ーとフェザー級での実績が評価されたものでした。
私たちは「米国ではジュニアライト級以下は日陰階級」と理解していますが、バンタム以下となるとその影はさらに濃さを増すのかもしれません。
自虐的になるわけじゃないですが、ロマゴンはないと思います。
Fighter of The Decadeは、パッキャオとカネロに勝ったメイウェザーが妥当でしょう。
スポーツイラステレイテッドが選んだアンドレ・ウォードもいいボクサーでしたが、スーパー6で優勝はしましたが完全統一王者にはなっていません。ライトヘビー級でもセルゲイ・コバレフに勝っただけです。
さあ、そしてトーマス・ハウザーはカネロを推しました⬇︎。
カネロはこの10年間で23勝1敗1分。
23勝の中には衰えたミゲール・コットとシェーン・モズリーが含まれているが、オースティン・トラウトやエリスランディ・ララなど誰もが避けて通るやりにくい相手も選んできた。
ゲンナディ・ゴロフキンとの初戦は確かに分が悪いドローだったが、再戦ではGGGの土俵で戦いGGGを追いかけ回して見せた。
フロイドに負けたという人は、あのときのカネロがまだ23歳だったことも考えるべき。そして、あの敗北を取り返すのに十分な勝利をこの10年間で重ねてきたかどうかも、考えるべきだ。
確かに、フロイドはこの10年間も無敗だった。しかし、無敗にどれだけの意味がある?
フロイドが勝ったパッキャオは2009年バージョンだったか?カネロは2019年バージョンだったか?
彼は全盛期のパッキャオを徹底的に回避して、カネロには卑劣なキャッチウェイトを突きつけた。そして、彼の試合はとにかく面白くない。
私が選んだFighter of The Decadeで無敗はロッキー・マルシアノだけ。当該の10年間ではマルシアノと、1880年代のジョン・L・サリバン、1960年代のモハメド・アリの三人だけ。
負けたらFighter of The Decadeに選ぶことはできない、なんて馬鹿げた話はない。
フロイドの無敗には意味がない。
リング誌が米国ファンに聞いた結果も「メイウェザーはFighter of The Decadeにふさわしくない」という声が40%に上るなど、蛇蝎の嫌われっぷりは健在。
ファンだけでなくメディアにもアンチが多いのは、流石です。毒を喰らわば、です。
メイウェザーが狙ったのは、中途半端な嫌われ者なんかじゃありません。



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