新宿でお仕事。

日曜日だというのに。少し早い昼ごはんに、桂花で太肉麺 (ターローメン)。

関西の田舎から東京に出てきた30年以上前。自堕落な性格に抗うように体育会で汗を流していた日々。

自分のことだけに集中したいのに、なぜか体育会の委員をやらされて、原宿の岸体育館や、他大学の委員とのミーティングで新宿の喫茶店に毎月何回か通いました。

筑波大学や順天堂大学、日本体育大学、日本大学、東海大学…一流校の委員に威圧されながらも、そんな超強豪校と情報交換したりするのは貴重な体験でした。

全員が集まれば20人近い人数になるので、普通の喫茶店のキャパでは無理でしたが、新宿の地下に「巨大喫茶カトレア」(確かそんな名前でした)というのがあって、そこがいつもの待ち合わせ場所でした。

カトレアは「15人です」と言っても、「どうぞ〜」と普通に案内してくれる 、その名の通りの巨大な喫茶店。

そこで、ミーティングをしたあとは、みんなで少し遅い夕食。 

定番は西口のトンカツ屋で、おかわり自由のご飯とキャベツと味噌汁を象か河馬のように食らう私たちでした。 

とにかく、俺たちはいつも腹を空かせてました。 

よく行くお店では「また、来た!」と嫌がられたものです。いつも「まだ食べるの?」と驚かれてました。
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そして、豚珍館がフルハウスのときは桂花ラーメン。ここで太肉麺をあっという間にすする切る私たち。

当時は、学ランと角帽を着てる仲間も少なくなく、年配の方からは「学生さん?いまどき珍しい!」と歓迎もされることもよくありました。

最近は携帯もスカイプもzoomなんてのもあるし、あんな不毛な会議を開くこともないのでしょう。

当時は、そんなミーティングに出るのが面倒で嫌でしたが、今となってはなんで嫌だったのかわからない楽しいキラキラした思い出です。

濃厚な豚骨スープに馬油、角切りキャベツ(今は頼りない量になりましたが当時はブロックのようにどんぶりに割拠していました) 、トロトロの太肉…熊本ラーメンとはいえ、雑居で不夜城な新宿の街で初体験した私にとっては紛うことない「東京の味」でした。

新宿にはあの頃の街並みが残っていますが、地下は大きく変わってしまって、カトレアがどこにあったのか、もう全くわからなくなりました。


あ、そういえば、桂花にはワンタン麺はないですね(ないはず…)。