井上尚弥がリング誌の表紙を飾ったり、PFPで上位にランキングされたことで、日本でもボクシングの「世界評価」の輪郭が見えてくるようになりました。

ただ、PFPは「メディアが好き勝手に作っている脳内妄想ランキング」にもかかわらず、「ものすごい権威」と思い込んでいる方も多いようです。

「PFP10傑のボクサーは高報酬の人気選手」「井上がPFP3位、米国のメガファイトに引っ張られるからもう日本で見れない」という失笑ものの勘違いもヤフコメなどで普通に見られますが、全くの見当違いです。

ウェルター級やヘビー級の選手ならまだしも、欧米で需要のない軽量級ではノニト・ドネアはもちろん、多くのメディアがPFP1位に推したローマン・ゴンザレスでさえも脇役でした。

そんな脳内妄想、PFPがあちこちに溢れている中で、「全米ボクシング記者協会(BWAA)」「リング誌」「ESPN」が3大メジャーと言えるでしょう。

英国の「BBC」や「ボクシングニューズ誌」は自虐的な日本とは正反対の〝英連邦中華主義〟な面も目立つので、ここでは3大メジャーに並べません。

さて、今夜はいつも紹介しているメジャーから離れて、マイナーを代表する5つのランキングです。
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まずは井上の評価が高い米国の専門ネットメディア「ボクシングニューズ24」と「ボクシングシーン」。

「24」は井上への批判的な記事も散見されますが、PFPは2位にランキング。

井上をFighter of the year に選出したこともある「ボクシングシーン」に至っては1位!です。 

革新的(的外れ?)なイメージの強いこの2メディアですが、意外にも10傑のメンバーは保守的です。

かつて長谷川穂積や西岡利晃をランク入りさせた「ボクシングシーン」あたりは井岡一翔や田中恒成をベスト10に推しそうなものですが…。

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続いて、 英国「ボクシングマンスリー」と「ボクレコ」。

英国では週刊ボクシングニューズ誌の陰に隠れがちですが、充実した誌面を届けてくれる「マンスリー」。井上は5位。「完全統一王者のオレクサンダー・ウシクよりも井上のランキングが高いはずがない」と冷静な評価です。

「ボクレコ」に至っては井上を圏外(14位)に追いやっています。井上が10位内にないのはボクレコだけでしょうか。ミゲール・ベルチェルトやカラム・スミス、アンソニー・ジョシュア、ショーン・ポーターと意表を突いた名前も目立ちます。
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最後は 、看板はでかいのですが、ボクシングメディアとしてはマイナーのYahoo!Sports。

MMAも担当する何でも屋さんケビン・アイオラ記者の独断と偏見にしては、今回はおとなしいランキングです。あれだけ推してたレジス・プログレイスはどこへ行ったんでしょうか?

それでも、アーサー・ベテルビエフをランクインさせているのは激しく同意します。このロシアンはもっと評価されるべきですね。

井上は5位。