お読みいただいた方のコメントから触発された企画です。
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「散歩のついでに富士山を登ったヤツはいない」。
大好きなマンガ「浮浪雲」の主人公、夢屋の頭が口にした名言です。
もしかしたら別の正しい出典があるのかもしれませんが、私の中では浮浪雲の放った格言です。
お気に入りの言葉なので、このブログの中でも「3階級制覇なんて今や散歩のついで」みたいに、きっとあちこち使っちゃっていると思います。
とはいっても、団体と階級が癌細胞のように増殖している現代でも、世界王者になるのは大変な努力と運が必要です。
自分の子供や知り合いが世界王者になったら、歓喜に踊り上がり乱舞します。
ただ、1人のファンとして見る場合、やはり冷徹な眼で見ざるをえません。
ただアルファベット団体の軽量級世界王者になるだけではもちろん、半年に1人も誕生する3階級制覇王者を、手放しで評価することはどうしても出来ません。
いまのボクシングは、誰に勝ったのか?それが全てです。
複数階級制覇…数字が持つ意味は軽くなる一方ですが、〝散歩にのついで〟では飽き足らず、確かな意思を持って複数階級制覇の富士山を登ったグレートたちがいくつもの歴史を刻んできました。
本来、Frog Jump=フロッグジャンプは〝階級飛ばし〟を指す言葉ですが、ここではそれにこだわらず、ボクシングファンの度肝を抜いた複数階級制覇を紹介します。
複数階級制覇の歴史書を紐解けば、四大文明を紹介するがごとく、最初にボブ・フィッツモンズの偉業が記されています。
オリジナル8(最初の8階級)ですら形成されていなかった19世紀末にミドル級王者からヘビー級を制したルビー(そばかす)は、プライドの塊のようなファイターでした。
「どうせヘビー級に勝てないからミドル級でやってるんでしょ」。
減量ボクサーが聞こえなかったフリをする揶揄を完全に黙らせる方法がたった一つしかないことを、誇り高いルビーは知っていたのです。
1897年3月17日、ジェームス・J・コーベットを14ラウンドKOで下して「最高難易度の二階級制覇」に成功。
フィッツモンズが操った必殺の「ソーラー・プレキサス・ブロー」は、相手が息を吐いた瞬間にみぞおちを狙う凶器の拳でした。
「ガードを固められるとみぞおちは打てない。息を吸って固めた腹筋に打っても効かせることは出来ない。だから、相手の動きと呼吸に耳をすますのだ。相手が息を吸う、息を吐く…その動きと呼吸の間隙を突き刺すのだ」。
こんな感覚を持ったフィッツモンズが現代のボクサーに劣っている点があるとしたら、それは些末な小手先のテクニックだけでしょう。
ライトヘビー級がまだ定着していなかった時代、ミドル級はヘビー級直下のクラスでしたが、フィッツモンズの二階級制覇は、生半可ななフロッグジャンプとは比較にならない偉業でした。
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【二匹目の偉大なカエル】
ヘンリー・アームストロング

【三匹目の偉大なカエル】
ファイティング原田(日本)
【四匹目の偉大なカエル】
アレクシス・アルゲリョ(ニカラグア)
【五匹目の偉大なカエル】
ディンガン・トベラ(南アフリカ)
【六匹目の偉大なカエル】
ビニー ・パチエンザ(米国)
【七匹目の偉大なカエル】
ジェームス・トニー(米国)
【八匹目の偉大なカエル】

コメント
コメント一覧 (2)
あともう一人は…難しいですね…
フシ穴の眼
が
しました