今日(9/24)の夕刊(朝日新聞)に「スポーツとしてのボクシング〜グレーなイメージ払拭へ奮闘」という小さなコラムが載っていたのでご紹介します。

ボクシングファンの皆様はすでにご存知のことですが、一般誌も触れたことでボクシング界の一端が多くの人にも伝わると思います。

※一部勝手に加筆しています。

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10月1日から変わるのは新しい消費税率だけではありません。ボクシング界も変わります。 

「移籍自由化」。

これまでジム間の移籍には、元ジムの承認が必要でした。ありえないような多額の移籍金が請求されることも珍しくなく、ジムを離れることには大きな制限がありました。

ジムを飛び出した選手が移籍できずに〝飼い殺し〟になるケースも少なくありませんでした。

新ルールでは選手とジムの契約期間は最長3年(延長・更新可能)。契約期間が過ぎれば選手は自由に移籍できます。

昨年のプロテスト受験者は533人。最盛期(2003年)の1602人から3分の1にまで激減しました。
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山根明前会長の助成金流用などスキャンダルにまみれたアマチュア日本連盟も事情は同じ。2019年の登録人口は4380人。15年前の3分の2まで落ち込んでいます。

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この画像は読売新聞「スポーツBizワールド」から⬆︎

「登録1万人」を目標に、直接打撃を与えず危険性の低い種目を小学生から社会人まで広げるなど広く普及させるための取り組みを進めていく方針です。

移籍のハードルが下がることは、大きな一歩です。

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契約社会の米国でも移籍が容易でないのはそれ以上で、トップランクの縛りの強さが際立っています。

ゴールデンボーイ・プロモーションへの移籍を画策したドネアを裁判沙汰にして引き戻すと、懲罰のように強い相手をぶつけた挙句にリリース。やはり訴訟されてフリーになるために2年以上も〝干された〟マイキー・ガルシアなど「裏切り者は許さない」というボブ・アラムの醜悪ぶりは目に余るものがあります。

一方でオスカー・デラホーヤやフロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオなど超弩級のスターパワーの独立にはなす術もなく「弱い選手には滅法強く、強いスーパースターにはとにかく弱い」という最低ぶりです。

プロである限り一番大切なのは、ファンです。ファンが一番見たいのは選手が思い切り躍動して才能を爆発させる姿です。それを邪魔するような組織やルールは一つ残らず悪です。

では、赤字覚悟で育成してくれたジムを見捨てて、大手になびくような選手も許されるのか?ーー様々な問題もありますが、現状は理不尽に縛られた選手が我慢しているケースが殆どです。