書きかけの駄文というのがものすごくあって、基本的に通勤電車の中や昼飯時にポチポチ書いているのですが、酔っ払ってたりすると、後で見返してどうしてこんなの書いたんだろう?と続きが思い浮かばず、放ったらかしにしたままのモノが結構あります。
これからお目汚しするのは先日、自宅でたまたまテレビで「消えた天才」を見てて書いたもので、酔っ払ってたわけじゃありませんが、今日のニュースでこの番組が恒常的に動画を早回しするなど加工していたことが発覚、番組が休止になったと知り「あの番組か。さもありなん」と思い至った次第です。
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田中恒成の試合を生中継してくれたTBSですが、今夜の「消えた天才」は流石に見過ごせないというか…。
これはダメでしょう、という内容でした。
この回の主人公は中道貴之さん。
ストーリーをざっとなぞると…彼は高校時代にラグビー部にもかかわらず、100メートルで日本新記録「10秒1」を出しました。
青山学院大の原晋監督や朝原宣治ら陸上競技界の有名人もコメントを寄せ「天才」と太鼓判を押します。
そして世界陸上への出場権を得ながら、仲間と共に戦ってきたラグビーの大会を選んで世界陸上は走りませんでした…という感じで終わるのですが、中道さんが陸上を選んで大学進学したこと、インカレでも活躍したものの優勝出来なかったことなどには一切触れられませんでした。
それだけなら特に問題ないのですが、10秒1の記録が信頼性があやふやな手動計時の記録であることにも一切触れないばかりか、手動の10秒1を電気の10秒10に置き換えるという暴挙に出て「前回世界選手権なら決勝進出していたタイム」とのたまったのです。
手動を電気に換算すると0秒4前後遅くなるのは、陸上競技経験者なら誰でも知っていますし、そもそもブレが大きな計測方法なのでまともな大会では採用されることはありません。
もちろん、中道さんの走力と記録が日本の短距離選手としてハイレベルなものだったことには、誰も異論がありません。
しかし、大学・社会人でも短距離を続けながら電気計時でのベストは10秒35にとどまり、日本記録はもちろん、国内のメジャータイトルとも無縁でした。
「(高校で日本記録を出したときに)世界陸上に出ていたならメダルを獲れてたかも」というストーリーを語るのに、大学進学後に陸上に専念していた事実は邪魔になったのでしょう。
実は当時のメディアも手動計時と電気計時を同列に見て、大騒ぎしていました。
TBSは間違いなく確信犯なんです。
当時、陸上競技に勤しんでいた私は、中道さんが関東インカレで走るのを目の前で見たことがあります。
速かったです。ラグビーやってたという先入観もあってか、逞しく力強い走りでした。優勝は出来ませんでしたが、3位だったと記憶しています。
それにしても「消えた天才」…「事実をベースにしたバラエティ番組 」という但し書きでもテロップされれば全く問題ないのですが…。
メディアは根本同じで、TBSだけじゃないんでしょうが、残念です。
コメント
コメント一覧 (3)
内容は高校2年の井上が全日本選手権で林田太郎に敗れるが、次の年、林田にリベンジして全日本を制する。敗れた林田は井上の様な才能を目の当たりにして愕然とし、自分に限界を感じ、グローブを吊るし、表舞台から姿を消す、こんな内容だったと記憶しています。
実際は、林田はその後も現役を続け、その後も全日本を何回も取り、アマの名選手として名を馳せました。
あれほどの選手に、ありもしない事をでっち上げ、あげく本人に事実と違う屈辱的な事を言わせたこの番組を見た時は、はらわた煮えくり返りましたよ。
フシ穴の眼
が
しました