9月15日、神宮外苑発着コースでマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が開催されます。

東京2020の代表選手選考会です。

MGCの結果だけで男女各3人全ての代表が決まるわけではありませんが、優勝したら内定。

出場するのは男子31名、女子12名。

世界一小規模なエリートマラソン大会です。

今朝、いつも乗る東京メトロ銀座線が車内の中吊り広告、全てMGC。ドア上のモニターでもレースの見所や選手紹介が流れていました。

地下鉄ジャックなんて、結構な露出です。

大好きなスポーツが注目されるのは、悪い気はしません。
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いつも、昔は世界で戦う日本人を応援出来るのはボクシングだけだったと書いてきましたが、かつての男子マラソンもそうでした。

まだ、世界陸上がない頃、福岡国際マラソンや(旧)東京マラソンはマラソン世界一を決める「世界選手権」でした。

米国のフランク・ショーターやビル・ロジャース、アルベルト・サラザール、東独のワルデミル・チェルピンスキー、オーストラリアのロバート・ド・キャステラ、メキシコのロドルフォ・ゴメス、タンザニアのジュマ・イカンガー…他にも日本にやって来たビッグネームが沢山いましたが、思い出せません。

世界中から集まった強豪ランナーを日本人が迎え撃つのです。瀬古利彦に宗茂、宗猛、伊藤国光、喜多秀樹…。

瀬古がボストンマラソンでロジャースを競り落として優勝したという海外から届けられるニュースは、まさに世界を体感出来る興奮、日本人が米国のを震撼させた優越感でした。

あのマラソン人気は、1984年ロスアンゼルス五輪で瀬古が敗れるまで日本中を熱狂させた一大叙事詩でした。


そういえば、高校生の頃は「マラソンは五輪の華」というどこから発生したのかわからない言葉を「五輪でもメジャー種目」と受け止めながら、かなり怪しいなとも思っていました。

瀬古や宗兄弟は海外でも有名なアスリートだと。

大学に入ると「マラソンなんて見るのは日本人だけ。米国では五輪でもダイジェストでしか放送されない」と聞いて「やっぱりそうか、そうだよな」と変に納得。

「黄金のバンタム」も「マラソンは五輪の華」も、どうやら日本人が受け止めてるのとは少し、いや随分とニュアンスが違うようでしたが、それでも私は軽量級の動きが速くて精緻なボクシングが面白く、マラソンの繊細な駆け引きと鍔迫り合いに興奮してしまうのです。

とにかくMGC、楽しみです!