明日のWBO世界ウェルター級タイトルマッチの計量で、王者テレンス・クロフォードが挑戦者ホセ・べナビデスに鋭い右フックを放ち、べナビデスが間一髪でかわすという〝事件〟が起こりました。

試合を盛り上げるためのパフォーマンスにしてはあまりにもきわどい一撃だったと話題になっています。
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それにしてもクロフォードのヒットマッスルはすごいですね。


あれがパフォーマンスなのか、それとも本気の一撃だったのかは当事者にしかわかりません。

しかし、事実関係から推測することは出来ます。

まず、パンチは当たらなかったということ。そして本気の一撃なら、べナビデスと陣営はもっと怒るはずだということ。

そして、この試合のオッズです。

クロフォード勝利が-1400(1.07倍)、べナビデス+800(8倍)のアバウト8-1でスタートしたオッズは、11日には-3000(1.03倍)、+1200(12倍)と12-1にまで広がりました。

クロフォードの報酬は公式発表で200万ドルですが、トップランクが362万5000ドルを保証、べナビデスも公式35万ドル、保証50万ドルと言われています。

ESPNが生中継するイベントが失敗すると、赤字興行になりかねない数字です。

「足りないのは人気だけ」という十字架を背負い続けるクロフォードが試合を盛り上げたいと切望、べナビデスに一芝居持ち掛けたとしても何ら不思議はありません。

そうだとしたら、不憫ですね。

クロフォードがリングの外でも柄に合わないパフォーマンスをしなければならなかったとしたら、切ないです。

救いは〝プロレス〟の後に、彼が笑っていたことくらいです。

その笑顔が「嫌な役回りだった」ではなく、「結構面白いもんだな」という前向きのものなら良いのですが…。