
T-Mobileアリーナ。MGMとAEGが共同運営するラスベガスの新たな中心地。カネロのホーム。
サンダースがアンドラーデを迎え撃つボストンのTDガーデン。 引きこもりの英国人はデビッド・レミュー戦に続き、まさかの2試合連続アウェイで戦います。
ラスベガス最大のハコ、T-Mobileアリーナの3倍近いキャパを持つ東京ドーム。村田諒太のメガファイトを静かに待っています。


一時、ゲンナディ・ゴロフキンが統一に王手をかけていたミドル級の世界タイトルでしたが、GGGが指名挑戦試合を回避したことでIBFのストラップがカザフスタン人の手を離れ、リネラルチャンピオンとリング誌チャンピオンだったカネロ・アルバレスはドーピング問題からタイトルを剥奪されました。
現時点での主だったタイトルホルダーを総覧すると、以下の通りになります。
★リネラルチャンピオン=カネロの離脱でGGG。
★リング誌チャンピオン=カネロが剥奪され空位。
★WBA=GGG。※セカンドタイトルは村田諒太。
★WBC=GGG。
★IBF=空位。10月27日にセルゲイ・デレビャンチェンコとダニエル・ジェイコブスが決定戦。
★WBO=ビリー・ジョー・サンダース。10月20日にデメトリアス・アンドラーデと四度目の防衛戦。
現在、2つのピースを持つリネラルチャンピオンのGGGは9月15日に、カネロと世紀の再戦で激突します。この勝者は2つのベルトに加えて、リング誌王者にも認定されるのは確実です。
この勝者が世界地図の中心になります。
そしてデレビャンチェンコとジェイコブスの勝者、サンダースとアンドラーデの勝者がUndisputed Championの座をかけて、GGGvsカネロの勝者との統一戦を希望するのは当然の流れです。
WBSSスーパーミドル級トーナメントの決勝が英国対決(9月28日:ジョージ・グローブスvsカラム・スミス)になることから、サンダースはアンドラーデを退けても、より大きな試合と報酬を求めてWBSS優勝者との一戦を選択するかもしれません。
WBSS自体は世界的には注目度が低いとはいえ、欧州での人気は高く、英国人同士の決勝戦ですから優勝者がアンソニー・ジョシュアに次ぐナショナルヒーローに祭り上げられることは間違いありません。サンダース視点からは、カネロよりもGGGよりも大きなターゲットです。
まあ、正直、日本人ファンからはどうでもいいですね、サンダース。アンドラーデが勝ってくれた方がWBOのタイトルがわかりやすくていいのですが。
村田諒太を応援する立場とはいえ、10月20日のロブ・ブラント戦をクリアしたら、次が 「GGGvsカネロの勝者と東京ドームでメガファイト」というのは、少し複雑ですね。贅沢な悩みですが。
あまりに順調すぎるマッチメイクですし、何より東京ドームで勝ってしまうと、もし相手がGGGならリング誌のPFP1位です、人生最大の勝負が終わってしまうことになります。そうなると引退の可能性もあります、史上最大の勝ち逃げです(こっぴどい敗北を喫しても引退の可能性もありますが)。
GGGvsカネロは「メキシカンスタイル2」なんてタイトルがかかってますが、初戦はGGGがメキシカンスタイルで戦って、肝心のメキシコ人はもっぱらバックペダルを踏んでいました。
今回もGGGがメキシカンスタイルで、カネロを追いかけ回し、最後はノックアウトすると予想します。
WBO王者サンダースが挑戦者アンドラーデを迎え撃つ一戦は、アンドラーデに勝って欲しいですが、4/6-8/5 のアバウト2−1が叩かれているオッズ通りに英国人が判定で防衛しそうです。
デレビャンチェンコとジェイコブスのIBF王者決定戦もアバウト2−1でジェイコブスですが、こちらは無敗のウクライナ人がミラクルマンのガラスの顎を砕いて番狂わせを起こすと見ます。
いずれにしても、GGGvsカネロの結果、内容でミドル級の今後の天気予報は大きく変わりそうです。
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