【左】「パッキャオに勝てるのはマッド・ミッキーマウスだけだ!」の触れ込みで販売されたディズニーとのコラボ、パッキャオ人形です。【右】パッキャオのフィギュア。ベルトだけでなく拳もアタッチメントです…しかし似てませんね。こんな人形の井上尚弥版も売り出されるとしたら…買ってしまいそうです。
個人的な考えですが、井上尚弥がマニー・パッキャオに比肩する日は絶対に訪れないと諦観しています。
諦観、というよりも、これはもう直感としか言えません。
25歳の井上がこれから〝欧米で認められる階級〟すなわち、ライト級以上のクラスでもモンスターたりうるか?と考えると、かなり厳しいと言わざるをえません。
ローマン・ゴンザレスのように、専門家やマニアから評価されPFP1位を掴み取る日は来るかもしれませんが。
もっと、踏み込んでしまうと、世界(ここでいう〝世界〟は欧米、特に米国のことです)から見たパッキャオはボクサーを超えた存在です。
井上尚弥が大々的にニューヨークタイムスやCNNで記事やドキュメンタリーを特集されたり、タイム誌やニューズウィーク誌の表紙を飾ることは、どんなに妄想を膨らませても無理です。
パッキャオはニューズウィーク誌やタイム誌アジア版など一般誌までカバーしました(では、パッキャオは全米で誰もが知ってる存在か?という問いにはNOです。その知名度は女子バスケのスター選手よりも下、というデータもありますが、米国は恐ろしく多様性のある国です、それはまた別の機会に)。
もしかしたら「Naoya Inoue」はニューヨークタイムスやUSAトゥデイで検索しても、その名前は見つからないかもしれません。
〝世界〟では、それほどまでにボクシングはニッチのスポーツに凋落、それ以前に軽量級もアジアも無視されているのです。
かつて、ファイティング原田を「狂った風車」と恐怖してくれたスポーツイラストレイテッド誌でも、ボクシング特集の記事は、ほとんど姿を消してしまいました。
それでも…酔っ払いのボクヲタは夢想します。
タイム誌とかCNNなんてどうでもええわい!…でも、スポイラは無理にしても、リング誌の表紙をカバーして欲しいと。
世界の中心、ウェルター級は無理でも〝世界〟が無視しないクラス、フェザー級でスーパースター(現時点でジュニアフェザー以下には〝世界〟のスーパースターは唯の一人も存在しません)を倒してくれると。
かつて、リング誌は、長谷川穂積を「マルコ・フックに次ぐ、未知の強豪(強い相手とは一度も戦っていないが、もしかしたら本当に強いかもしれない)2位」にランキングしました。
正直、今の井上のポジションも当時の長谷川と大きな隔たりはありません。
「誰に勝ったか?」を問うと、二人とも全盛期ですら評価の低い数字だけの王者の劣化版、ウィラポンとナルバエスです。
そして、格下相手に見せる戦慄の勝ちっぷり、二人とも飛び抜けたパフォーマンスを見せてくれました。
これは、長谷川や井上に限ったことではありません。シュガー・レイ・ロビンソンからゲンナディ・ゴロフキンまで、歴史上の名王者も同じです。
長谷川と井上は格下相手にリバウンド・アドバンテージによるパワープレーが目立ちましたが、先日のパヤノ戦を見てしまうと、自らのフシ穴ぶりにあらためて毒付くしかありません。
リードパンチをインサイドから突くことで、相手の視界を狭めて作った死角から放つコンパクトな右。これはパワープレーではありえません。
パッキャオと比較するなんて過大評価と笑われるでしょうし、現時点ではその領域に達していないのは重々承知で申し上げると、それでも、あの左リードは「利き手の強打を死角から打ち込む刹那に閃かせる〝目くらまし〟」(フレディ・ローチ)、まさにマニー・パッキャオの〝マニラアイス〟です。
フレディ・ローチ考案の〝マニラアイス〟は定着しませんでしたが、井上のリードも何か異名が欲しいくらいに感動的でした。あのワンツーは、解説陣も触れてましたが「マイキー・ガルシアも使う」必殺のワンツーですが、マイキーよりもコンパクトでした(もちろん対戦相手の質はマイキーに軍配が上がります)。
井上尚弥25歳。マニー・パッキャオ25歳。その時点で比べても、井上が勝ってるのは「無敗」「階級制覇数」という数字以外にはありません。
「パヤノ相手にマニアが絶賛するコンビを披露しても、結局は強い相手と戦ってないじゃないか」。
現時点では、そうです。井上尚弥のベストパフォーマンスは、数字以外は何の取り柄もない「職業を間違えた臆病者」ナルバエスと、リング誌が「信じられないくらいに反射が鈍っていた」と呆れたモレノから大金星を奪ったロートルのパヤノ、二人の老人を屠っただけです。
他もいわゆるチェリーピッカー・雑魚ばかりで、日本人の方が健闘しています。
それでも、井上はこれまでの〝世界〟で認められると期待されたボクサーを超えてくれると、信じています。
これは、パヤノ戦を見たからですが。
しかし、それでも、あえて比較検証するのです!なぜなら、フシ穴だからです!
個人的な考えですが、井上尚弥がマニー・パッキャオに比肩する日は絶対に訪れないと諦観しています。
諦観、というよりも、これはもう直感としか言えません。
25歳の井上がこれから〝欧米で認められる階級〟すなわち、ライト級以上のクラスでもモンスターたりうるか?と考えると、かなり厳しいと言わざるをえません。
ローマン・ゴンザレスのように、専門家やマニアから評価されPFP1位を掴み取る日は来るかもしれませんが。
もっと、踏み込んでしまうと、世界(ここでいう〝世界〟は欧米、特に米国のことです)から見たパッキャオはボクサーを超えた存在です。
井上尚弥が大々的にニューヨークタイムスやCNNで記事やドキュメンタリーを特集されたり、タイム誌やニューズウィーク誌の表紙を飾ることは、どんなに妄想を膨らませても無理です。

もしかしたら「Naoya Inoue」はニューヨークタイムスやUSAトゥデイで検索しても、その名前は見つからないかもしれません。
〝世界〟では、それほどまでにボクシングはニッチのスポーツに凋落、それ以前に軽量級もアジアも無視されているのです。
かつて、ファイティング原田を「狂った風車」と恐怖してくれたスポーツイラストレイテッド誌でも、ボクシング特集の記事は、ほとんど姿を消してしまいました。
それでも…酔っ払いのボクヲタは夢想します。
タイム誌とかCNNなんてどうでもええわい!…でも、スポイラは無理にしても、リング誌の表紙をカバーして欲しいと。
世界の中心、ウェルター級は無理でも〝世界〟が無視しないクラス、フェザー級でスーパースター(現時点でジュニアフェザー以下には〝世界〟のスーパースターは唯の一人も存在しません)を倒してくれると。
かつて、リング誌は、長谷川穂積を「マルコ・フックに次ぐ、未知の強豪(強い相手とは一度も戦っていないが、もしかしたら本当に強いかもしれない)2位」にランキングしました。
正直、今の井上のポジションも当時の長谷川と大きな隔たりはありません。
「誰に勝ったか?」を問うと、二人とも全盛期ですら評価の低い数字だけの王者の劣化版、ウィラポンとナルバエスです。
そして、格下相手に見せる戦慄の勝ちっぷり、二人とも飛び抜けたパフォーマンスを見せてくれました。
これは、長谷川や井上に限ったことではありません。シュガー・レイ・ロビンソンからゲンナディ・ゴロフキンまで、歴史上の名王者も同じです。
長谷川と井上は格下相手にリバウンド・アドバンテージによるパワープレーが目立ちましたが、先日のパヤノ戦を見てしまうと、自らのフシ穴ぶりにあらためて毒付くしかありません。
リードパンチをインサイドから突くことで、相手の視界を狭めて作った死角から放つコンパクトな右。これはパワープレーではありえません。
パッキャオと比較するなんて過大評価と笑われるでしょうし、現時点ではその領域に達していないのは重々承知で申し上げると、それでも、あの左リードは「利き手の強打を死角から打ち込む刹那に閃かせる〝目くらまし〟」(フレディ・ローチ)、まさにマニー・パッキャオの〝マニラアイス〟です。
フレディ・ローチ考案の〝マニラアイス〟は定着しませんでしたが、井上のリードも何か異名が欲しいくらいに感動的でした。あのワンツーは、解説陣も触れてましたが「マイキー・ガルシアも使う」必殺のワンツーですが、マイキーよりもコンパクトでした(もちろん対戦相手の質はマイキーに軍配が上がります)。
井上尚弥25歳。マニー・パッキャオ25歳。その時点で比べても、井上が勝ってるのは「無敗」「階級制覇数」という数字以外にはありません。
「パヤノ相手にマニアが絶賛するコンビを披露しても、結局は強い相手と戦ってないじゃないか」。
現時点では、そうです。井上尚弥のベストパフォーマンスは、数字以外は何の取り柄もない「職業を間違えた臆病者」ナルバエスと、リング誌が「信じられないくらいに反射が鈍っていた」と呆れたモレノから大金星を奪ったロートルのパヤノ、二人の老人を屠っただけです。
他もいわゆるチェリーピッカー・雑魚ばかりで、日本人の方が健闘しています。
それでも、井上はこれまでの〝世界〟で認められると期待されたボクサーを超えてくれると、信じています。
これは、パヤノ戦を見たからですが。

「ネクスト・パッキャオ」「セカンド・パッキャオ」 「ベイビー・パッキャオ」「ジャパニーズ・パッキャオ(長谷川はリング誌などでそう評されていました)」…パッキャオになぞらえられたボクサーは「大きな挫折に見舞われる」そんなジンクスがありますから、井上を「横浜のパッキャオ」とは呼びません。
しかし、もし、井上が言う「パッキャオの景色が見たい」という願望が本気なら、私も小さな落書きで二人の軌跡を比較しながら、その朗らかな可能性と、絶望的な危険と、全部をひっくるめて、井上尚弥も超えて、日本のボクシング界の未来について沸騰熱湯噴出的に吐き出していきます。
井上尚弥は、フェザーに急がなければならない! 。。。。。絶対に急がなければならないのです!!!!!!!!
しかし、もし、井上が言う「パッキャオの景色が見たい」という願望が本気なら、私も小さな落書きで二人の軌跡を比較しながら、その朗らかな可能性と、絶望的な危険と、全部をひっくるめて、井上尚弥も超えて、日本のボクシング界の未来について沸騰熱湯噴出的に吐き出していきます。
井上尚弥は、フェザーに急がなければならない! 。。。。。絶対に急がなければならないのです!!!!!!!!

コメント
コメント一覧 (3)
お読みいただきありがとうございます。
井上がバンタムを超えてパックマンの領域に足を踏み入れることが出来るのか、楽しみです。
もちろん、その前にWBSS優勝、PFPキングに肉薄することです。どこまで圧勝が続くのか、あるいはピンチを迎えてもBプランで戦う引き出しを披露してくれるのか、ますます楽しみです。
そして、同じく夢想家の私は、ライトでロマチェンコと…などさらに夢を膨らませてしまいます。
記事を読み、しっかりと腹に落ちました。
そう。世界が知るパッキャオはその強さを超越した存在です。彼の生い立ちと環境、国家、背負っているものがまるで違う。
パッキャオを知れば、その存在を比較するなど…ということですね。
またボクサーとしても、現段階で比較するなど、まだ土台にも立っていない。その通りです。