
ページ数ではこの5年で114→64ページと大幅にシュリンクしています。
米国ボクシング市場の凋落は、当然ながら専門メディアにも重大な影響を与えています。

「WORLD BOXING」や「KO magazine」「BOXING Illustrated」といった80年代を彩った「The Ring」のライバル雑誌は、90年代から息も絶え絶えで、21世紀になって続々と廃刊。
1929年創刊の老舗で世界で最も権威があるとされるリング誌も、2007年にはあろうことかゴールデン・ボーイ・プロモーションズの子会社に身売りしてしまいます。
そして、リング誌はそのページ数がどんどん少なくなるばかりか、2015年からは月刊誌ではなく年9回発行の変則雑誌になるのです。
2015年。ボクシング史上で桁違いのメガファイトが実現したその年に、リング誌が月刊誌から転落したというのですから、こんな皮肉な話はありません。
ボクシングは、100年も前から「2%のボクサーが98%の市場を独占する」と言われてきました。究極の弱肉強食の世界とはいえ、マーケット全体が坂道を転げ落ちている現状は深刻を極めています。

今年から「元ジャーナリストで実業家のステファン・フリードマン」がリング誌の発行人となり、「月刊復活」も宣言していたとはいえ、私はちょっと疑っていました。ゴメンなさい。
なにはともあれ、月刊誌として復活したのは喜ばしい限りです。
その代わりにわずか64ページにまでやせ細ってしまったのは残念ですが、年4回発行の季刊誌になるんじゃないかという心配もあっただけに、あの美しく充実した雑誌が毎月読めるなんて、ありがたいです。
とはいえ、リング誌が現状の米国ベースで再興するのは非常に難しいと感じています。
再興の活路は、まずはアジア、つまり中国と日本、それからアフリカでしょう。

30年前に失敗している「リング誌 日本版」にもう一度チャレンジするには、現在のリング誌の金庫はあまりに空虚かもしれませんが。
それでも、10月号もきちんと「カネロvsゴロフキンⅡ」(順番がおかしくないですか?)のカバーが予告され、さらには11月号「英国大特集 エディ・ハーンは米国征服を目論む」まで決まっているようです。
フリードマン体制になってからのリング誌は、元人気選手が「特別編集長(GUEST EDITOR)」をつとめる号もあります。
ここまで7月号=ロード・トゥ・アンディスプーテッド:ヘビー級特集=はレノックス・ルイス、10月=カネロvsゴロフキンⅡ WAR!=はフェルナンド・バルガス、11月=英国大特集=はリッキー・ハットンです。
WBSSバンタムが巻頭特集されることがあると嬉しいのですが、その暁には特別編集長はファイティング原田で決まりですね。
リング誌の良いところは、記事の充実度です。これは日本の専門誌はどうしようもありません。能力の差もありますが、そもそもがビッグファイト、メガファイトが米国で行われている現状では本場にはかないません。
残念なのは、本来は日本のメディアが先行しなくてはいけない軽量級でもリング誌の方が進んでいるということです。これは、能力の差ですね。
能力差は仕方ないにしても、ジャーナリズム精神を放棄した専門誌はもうどうしようもないです。
リング誌や英国ボクシングニューズ誌は、承認団体に対する姿勢は一貫して非常に厳しいものがありますし、自国のスター選手に対する批判も躊躇しません。
報告書として見るには、ボクシングマガジンやボクシングビートは十分に読めますが、記事や分析力の低さは物足りないですね。
といいつつも、軽量級や国内の試合については豊富で貴重な情報を提供してくれているので、ありがたく定期購読していますから、もっとこうしてくれたらという愛読者からのリクエストです。
さて、リング誌。今年は2月号が欠号でしたが、来年は5年ぶりに12冊揃うと思うとホッとします。
これ以上、薄くなりませんように…などなど、まだまだ油断禁物ですが。
そして、リング誌はそのページ数がどんどん少なくなるばかりか、2015年からは月刊誌ではなく年9回発行の変則雑誌になるのです。
2015年。ボクシング史上で桁違いのメガファイトが実現したその年に、リング誌が月刊誌から転落したというのですから、こんな皮肉な話はありません。
ボクシングは、100年も前から「2%のボクサーが98%の市場を独占する」と言われてきました。究極の弱肉強食の世界とはいえ、マーケット全体が坂道を転げ落ちている現状は深刻を極めています。

今年から「元ジャーナリストで実業家のステファン・フリードマン」がリング誌の発行人となり、「月刊復活」も宣言していたとはいえ、私はちょっと疑っていました。ゴメンなさい。
なにはともあれ、月刊誌として復活したのは喜ばしい限りです。
その代わりにわずか64ページにまでやせ細ってしまったのは残念ですが、年4回発行の季刊誌になるんじゃないかという心配もあっただけに、あの美しく充実した雑誌が毎月読めるなんて、ありがたいです。
とはいえ、リング誌が現状の米国ベースで再興するのは非常に難しいと感じています。
再興の活路は、まずはアジア、つまり中国と日本、それからアフリカでしょう。

30年前に失敗している「リング誌 日本版」にもう一度チャレンジするには、現在のリング誌の金庫はあまりに空虚かもしれませんが。
それでも、10月号もきちんと「カネロvsゴロフキンⅡ」(順番がおかしくないですか?)のカバーが予告され、さらには11月号「英国大特集 エディ・ハーンは米国征服を目論む」まで決まっているようです。
フリードマン体制になってからのリング誌は、元人気選手が「特別編集長(GUEST EDITOR)」をつとめる号もあります。
ここまで7月号=ロード・トゥ・アンディスプーテッド:ヘビー級特集=はレノックス・ルイス、10月=カネロvsゴロフキンⅡ WAR!=はフェルナンド・バルガス、11月=英国大特集=はリッキー・ハットンです。

リング誌の良いところは、記事の充実度です。これは日本の専門誌はどうしようもありません。能力の差もありますが、そもそもがビッグファイト、メガファイトが米国で行われている現状では本場にはかないません。
残念なのは、本来は日本のメディアが先行しなくてはいけない軽量級でもリング誌の方が進んでいるということです。これは、能力の差ですね。
能力差は仕方ないにしても、ジャーナリズム精神を放棄した専門誌はもうどうしようもないです。

報告書として見るには、ボクシングマガジンやボクシングビートは十分に読めますが、記事や分析力の低さは物足りないですね。
といいつつも、軽量級や国内の試合については豊富で貴重な情報を提供してくれているので、ありがたく定期購読していますから、もっとこうしてくれたらという愛読者からのリクエストです。
さて、リング誌。今年は2月号が欠号でしたが、来年は5年ぶりに12冊揃うと思うとホッとします。
これ以上、薄くなりませんように…などなど、まだまだ油断禁物ですが。
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