Breez is Nice!

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NPBで打撃三冠王を達成したのは、佐藤輝明を含めて9人。

1リーグ時代で試合数も少なかった中島治康を除くと、8人。

今季のサトテルの数字をその8人の中で順位付けすると…史上最低の三冠王かもしれません。

打率.306は、これまで最下位だった村上宗隆(2022年)の.318よりも低い8位。1位はランディ・バース(1986年)の.389。

本塁打39は、落合博満(1981年)の32、ブーマー・ウェルズ(1984年)の37に続く6位。1位は村上(2022年)の56。

打点106は、落合(1981年)の99を上回るものの7位。1位は落合(1985年)の146。

3部門だけを見ると、いずれも傑出した数字ではなく、1981年の落合(打率.325/32本塁打/99打点)と比較される〝史上最低の三冠王〟です。

しかし、1982年の落合は出塁率.428、長打率.606、OPS1.034。出塁率は打率を1割以上も上回り、相手投手から数字以上に恐れられていたことが浮き彫りになっています。

一方、サトテルはシーズン序盤こそ落合並みの脅威でしたが、最終的には出塁率.383、長打率.609、OPS.991。長打率はわずか3厘ですがサトテルのリードも、出塁率の差が2人の〝平凡な〟三冠王に明らかな格差を示しています。

この格差は、落合58、サトテル164という三振の数からも見て取れます。投手から見て、落合は選球眼が良くコンタクト率も高い、非常に厄介な打者でしたが、サトテルは打ち取る方法がいくつもあるのです。

村上もこのタイプと思われがちですが、2022年の三振は128。出塁率.458、長打率.710、OPS1.168と、三冠王にふさわしい支配的な数字を残しています。きょうのガーディアンズ戦でも先制点となった押し出し四球はお見事でした。

サトテルは8人の中でOPSが1に届かなかった唯一の三冠王です。

1982年の落合は「他の選手がだらしなかっただけ、ラッキーで獲った史上最低の三冠王」と、素晴らしい成績を残したにも関わらず批判に晒されました。

山田久志ら超一流の投手らが「あんな恐ろしい打者はいない」とメディアや一部ファンの懐疑的な声に反論、落合本人も「優勝を狙えなくなってからはライバル打者を見ながら打ってるんだから、数字がどうのっていうのはおかしい」と語っていましたが、どちらが正しかったのかが明らかになるのに大した時間はかかりませんでした。

個人的には、あのときの落合の三冠王としては低調な数字は陸上中長距離でよく見られる「流した」からではなく、あれで精一杯だったのだと思います。そして、あの批判に燃えて文句無しの三冠王を2度獲ったのだと。

一方のサトテルには賞賛の声が圧倒的です。もちろん、そこにはチームを優勝させたこと、広い甲子園と左打者に不利な浜風なども考慮すると、一概に「史上最低の三冠王」とは言えません。

それでも、全盛期の落合が異常なのは常に投手のウィニングショットを待つという姿勢。2ストライクと追い込まれてからの打率が1985年には.374。「あんな恐ろしい打者はいない」(山田)というのも当然です。

ちなみに、今季のサトテルの2ストライク後の打率は.180、落合の半分以下。投手にとっては「なんとか追い込めば」と希望の持てる三冠王でしたが、落合はあの佐々木主浩を「追い込んだらフォークとはならない」と恐怖のどん底に叩き落としたのです。

1985年の落合の出塁率は驚異の.481。さらに変態なのは三振がわずか40。今年の首位打者であるサトテルは164。パ・リーグ首位打者、レイエスは100。もっとも三振が取れないイチローが打率.387をマークした2000年シーズンの三振数でも36でした。


さて、佐藤輝明の三冠王はどう格付けすべきなのかは最初から決まっています。

三冠王の格付けは全員がAAAに決まっています。



なによりも、サトテルには未来があります。

太平洋に渡って大活躍したサトテルが引退したとき「サトテルの2026年」は「落合の1982年」と比較されているかもしれません。

あのときは、まさかここまでの打者になるとは…と。





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All is Well That Ends Well

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開幕前はスポーツ・イラストレイテッド誌も「NEW GOLDEN ERA〜野球のシン黄金時代」とブランディング。ところが、その両翼となる二人が揃って満足な成績を残せませんでした。


All is Well That Ends Well

日本語でも英語でも全く同じ格言があります。

「終わりよければ全て良し」もそんな代表の一つです。

アレックス・ラミレスに言わせると「どう始めるかではなく、どう終えるのかが大切」になります。

今季の大谷翔平を見ると、まさにAll is Well That Ends Well という言葉が身に沁みてきます。

今季レギュラーシーズンの成績は投手として「8勝2敗 防御率1.79」。打者として「打率.275 本塁打30 打点81」。もし、大谷のMLBデビューが今年だったなら、途轍もない記録、史上最高の選手として、現実にデビューした2018年よりもはるかに大きな注目を集め、高い評価を得ていたのは間違いありません。

しかし、もう世界は大谷翔平を知ってしまいました。今季の成績は、ユニコーンが見せた自己ベストから大きく下回る結果でした。

これが、後半追い上げる形での数字なら全く違う印象だったのでしょうが、現実は尻すぼみ。

ポストシーズンに入ってからも、攻撃のブレーキになってしまっています。

きょう、アトランタに勝って地区シリーズ優勝、そのアトランタでは主軸のアクーニャJr.がA級戦犯として非難の集中砲火を浴びています。

もし、ロスアンゼルスが敗退していたら、非難の矛先は大谷翔平だったのは間違いありません。

令和の時代に出現した、まさかの国民的英雄の不調を見るのは忍びない思いです。

そうはいっても、まだ何も終わっていません。

All is Well That Ends Well


それどころか、リーグ優勝決定戦、世界一決定戦と、これから最も大切なステージを迎えます。

そうです。1ヶ月後に振り返ったとき、大谷翔平の今季はAll is Well That Ends Well となっているかもしれません。

いや、きっとそうです。





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サトテルの三冠王が決定しました!!!

球団史上、ランディ・バース以来2人目、日本人では初の快挙です!!!!!

NPBでは1リーグ時代も含めて、史上9人目。

Rating AAA

〝ベスト9〟の中でサトテルの格付けはどうなるのか?

スタンダード&プアーズで「NPBの三冠王」を審査するスタンダード&フシアナーズが、サトテルを含めた過去9人の格付けを発表します!!!!
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新聞・雑誌の販売不振が深刻です。

出版科学研究所によると、2025年の紙の出版物(書籍・雑誌)の販売金額は推定9647億円。1975年以来、1兆円を割り込みました。物価の上昇を考慮すると「50年前の水準に戻った」わけではなく、泥沼の市場縮小に悶え苦しみ続けているのです。

ピークの1996年と比べると、市場は4割弱まで縮小。特に雑誌は前年比17.9%減、返品率は5割を上回っています。

雑誌の凋落で象徴的なのは、ボクシング専門誌。21世紀になってからは日本でもマイナースポーツに転落、ボクシング・ビートが廃刊を繰り返しているように、もともとニッチな雑誌でしたが、インターネットの発達の中で速報性の弱い雑誌の存在意義はますます小さくなりました。

ボクシング・マガジンも、極度の販売不振と深刻な返品率に挟まれて2022年に廃刊に追い込まれてしまいました。ボクマガは返品の心配がないムック本を年に1〜2回発行していますが、全く売れずに在庫を抱える書店から非難の声まであがっています。

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海外に目を移しても、ボクシング市場の低迷に歯止めがかかっていません。特に米国では、タイトルと階級の増殖、茶番劇が最も大きな興味をひく状況からスポーツとしての地位まで怪しくなっている始末です。

雑誌メディアでもKOマガジンやボクシング・イラストレイテッドに続いて、リング誌までが廃刊。英国でもボクシング・マンスリーが廃刊、世界でも珍しい週刊専門誌だったボクシングニューズも月刊に移行するなど販売不振は底なし沼。

専門誌は試合展開・結果の速報性で致命的な遅れをとってしまう。しかも、ネットでは無料で情報が手に入る。購読者がいなくなるのは仕方がない…。よく耳にする敗者の言い訳です。

「紙媒体は速報性で劣る」「ネットでは情報が無料で手に入る」というのは事実ですが、「購読者がいなくなるのは仕方がない」のは本当でしょうか?

そしてーーー離れているのは購読者の方だけでしょうか?

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なぜ〝紙のボクシング〟は売れないのか?

せっかくの月刊なのに、表紙は毎月のように井上尚弥。「井上尚を表紙にすると売れ行きが上がるから」というのは目先の話ではありませんか?新規のファンでその雑誌を手にした人がどれだけいましたか?

「市場を支えているのは井上信者のような特定の選手を応援するマニア層だから、井上尚を全面に出すのは間違っていない」…本当にそうでしょうか?


また、せっかくのムック本なのにニュース性に軸足を置いた編集ではネットに太刀打ちできるわけがありません。既存のボクシングファンだけでなく、興味を抱いている潜在的なファンも明らかに存在します。

このスポーツで非常に特徴的なのが、既存のファンの無知っぷりです。「ボクシングは世界的なメジャースポーツ」「リング誌には権威がある」と思い込んでいる長年のファンの多くは、Fighter Of The Year の存在も知らず、PFPに歴史があるとすら勘違いしています。

海外に疎いだけではありません。ボクシングの採点基準すら知らず「ラウンドマスト(どんな微妙なラウンドも10−9に振らなければならない)」とまで思い込んでいるのです。

「耳障りの悪い本当のことよりも、気持ちの良い嘘を聞きたい」というファンを相手にしていては、長期的な発展はありません。

もちろん「ボクシングはほとんどの先進国で超マイナー」「リング誌は万年販売不振でサウジに拾われたゴミ雑誌」なんて事実をいきなり説明する必要はありません。

しかし、長年のファンの間ですら横行しているとんでもない浅はかな勘違いや、染み付いたネット的に短絡的なものの見方を是正して、もっと思索に富んだ世界へ案内することは無意味ではないでしょう。



プロボクシングがWBAなどのサンクショニング・ボディ(認定団体)ではなく、各国(米国では各州)のローカルコミッションが統括している仕組みや、そこに至った歴史を辿るのは、多くのボクシングファンにとって非常に興味深いものがあるはずです。

英国で盛り上がるヘビー、カネロ・アルバレスの人気、井上や西岡らのラスベガスはことごとく失敗…日本のボクシングファンには受け入れ難い事象の背景には、このスポーツがあらゆる側面がローカルという形状をしていることを明確に示しています。

亀田騒動を〝犯罪〟としてとらえて裁判を起こした場合、十分に社会的制裁を受けた亀田一家が主犯だったのでしょうか?亀田一家の単独犯と考える人は、おそらく皆無でしょう。では共同正犯としたら、TBSなどのメディアは教唆犯にとどまるでしょうか?すでに、現実の裁判で結審している事例もありますが、ファンが〝訴訟〟を起こした仮想裁判も、日本のファンには興味深いと思います。

10ポイントマスト・システム(ラウンドマストではありません)のレギュレーションや、10−9ジャッジの弊害、議論を呼ぶ判定の数々、さらに当日計量と前日計量、減量方法の変遷などの紹介も、簡単な経緯と結果だけをチャチャっと知りたいネットが満たしてくれる簡易ニーズへの強烈なカウンターになるはずです。


ワシントン・ポストやロスアンゼルス・タイムスがデジタル化に大苦戦する中で、どうしてニューヨークタイムズ(NYT)は大きな成長を続けているのでしょうか?

リング誌の不振はプリント(紙)だけでなくネットでも深刻でしたが、どうしてTHE ATHLETIC(NYTが買収)は読者から圧倒的な信頼を得たのでしょうか?

読売新聞や朝日新聞が没落一方なのに、日本経済新聞の大健闘はどう説明したら良いのでしょうか?


井上尚が表紙の雑誌が毎月並んで「今月はどんな記事が載ってるのだろう」と楽しみに手に取るファンが何人いるでしょうか?


ボクシングなど雑誌の購読者が離れていったのは、時代が悪かったのでしょうか?

「最初」に〝リング誌〟から、時代と購読者が離れていったのでしょうか?つまり、時代と購読者が〝リング誌〟を嫌ったのでしょうか?


順番が間違っています。

取引先を失った担当者がよく口にすることです。「最初」はそこではありません。


〝リング誌〟が時代と購読者を嫌い、そこから離れていったのが「最初」です。



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昨年のIBF(王者アンジェロ・レオ)に続く、亀田和毅のフェザー級アタック(10月17日 ラスベガス・コスモポリタン:vsWBA王者ブランドン・フィゲロア)。

このイベントに出場予定だった元WBCミドル級王者ジャモール・チャーロがキャンプで負傷、出場をキャンセルすることになりました。



ビッグネームの離脱は興業的に大きなマイナスですが、メインのセバスチャン・フンドラの怪我でなくて本当に良かったです。

フンドラが出場できないとなると、イベント自体が消滅するのは間違いありません。

和毅にとって最後のチャンスになるかもしれない大勝負、無事開催を祈るばかりです。

とはいえ、軽量級。本人が辞めない限り、なんだかんだでチャンスはいくらでも与えられそうな気もしますが…。

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