デオンティ・ワイルダーとアンソニー・ジョシュア。

二人がともに今月の防衛戦をクリアしたら、試合成立に向けて交渉が一気に進むーそう期待されていますが、多分、難しいですね。

今回の報酬がワイルダーが210万ドル、オルティスが50万ドル。1000万ドルファイターのジョシュアに、50−50の分け前を固執するようなら、交渉決裂です。

エディ・ハーンから「ロンドンでディラン・ホワイトと防衛戦」のオファーを300万ドルで提示されたワイルダーは「英国でやるなら700万ドル出せ」と拒否しましたが、米国でオルティスとやって結局30%オフです。

「ジョシュアは米国に行くのを恐れている」とほざいてますが、米国は安いから行かないだけです。

米国のボクシング人気凋落と、英国の大いなる勃興、これは揺るがしようもありません。ヘビー級の本場は英国なんです。

ただ、ワイルダーがホワイトよりも格段に強いオルティスを選んだのは評価できます。


さて、ワイルダーvsオルティスのアンダーカードから。

 セルゲイ・デレビャンチェンコ
     6回終了TKO
  ダショーン・ジョンソン


ミドル級で村田諒太以上の評価を得ている強豪の一人、デレビャンチェンコが22勝22敗3分のジョンソンを圧倒、無敗のレコード(12勝10KO)を伸ばしました。

「ゴロフキンでもカネロでも、チャーロでもいい。ベルトをかけて戦いたい。みんな私から逃げやがって。もう待つのに疲れた」。

まぁ、GGGでもカネロでもサンダースでも村田でも、地位のあるボクサーは誰一人、不人気で強いウクライナ人とは戦いたくありません。勝っても得るものが少なく、負けたら全てを失います。可哀想ですが、ビジネスです。

そもそもWBAではランキングされてませんから、村田の名前を出さなかったようですが、アルファベット団体のランキングを見ると本当に笑っちゃいます。デレビャンチェンコをランクしないでエマヌエル・ブランダムラやアルフォンソ・ブランコみたいな、世界的には何もしていないし、戦いぶりもひ弱なボクサーを世界ランカーに数えるなんて。

しかし、このウクライナ人は強いですね。誰に取っても危険な相手です。村田が選べば、WBAもランキング上位に入れるでしょう。

今日の試合、村田も見たはずですが、彼の目にはどう映ったのでしょうか。

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🍀WBC世界ヘビー級タイトルマッチ🍀 
王者デオンティ・ワイルダー:39戦全勝(38KO)
         vs
WBA暫定王者ルイス・オルティス:28戦全勝(18KO)

バークレイズセンターは、1万4069人の観客で埋まっています。ボクシングの興行としては1年前のキース・サーマンvsダニー・ガルシア戦に次ぐ数字です。

🔔第1R🔔ワイルダーはやりにくそう。もっと左ジャブを使わなければ…わかってても出せない。オルティス10−9。

🔔第2R🔔オルティスがプレッシャーをかけている。ワイルダーは慎重。オルティス10−9。

🔔第3R🔔ワイルダーはますます慎重に。客席からブーイング。10−10、イーブン。

🔔第4R🔔 オルティスが前に出て、ワイルダー下がる。10−9、オルティス。

🔔第5R🔔 重たいオルティスの方が、軽快なフットワークでリズムを作る。しかし、終了間際にワイルダーが右ショートでダウンを奪う!10−8、ワイルダー。

🔔第6R🔔試合が動く。両者の距離が詰まる。強いパンチの交換が始まる。オフィシャルは前のラウンドのイメージを引きずりそう。10−9でワイルダー。
 
🔔第7R🔔 ものすごいラウンド。先に当てたのはワイルダー。しかしキューバ人猛逆襲。ワイルダーはダウン寸前。10−8、オルティス。

🔔第8R🔔ワイルダーのダメージ、残ってる。オルティス10−9。

🔔第9R🔔 ワイルダー、回復しつつある。10−9、ワイルダー。両者、疲れてる。

🔔第10R🔔 ジス・イズ・ヘビー級です。ワイルダーの拳にいつものフルスィングが帰ってきました。ワイルダーTKO。
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ワイルダーは強いですね。スティバーンとの初戦でも見せたように、適応力があります。いい試合でした。 素晴らしい試合でした。