
THE RING MAGAZINE、リング誌。
極度の販売不振から1989年に廃刊に追い込まれたマイナースポーツの零細専門誌ですが、日本ではメディアのミスリードによって「権威がある」と枕詞を添えられることも多く、それを真に受けている「(自称)長年のボクシングファン」もいる摩訶不思議な媒体です。
「リング誌のPFPは価値がある」なんて、「どっちも価値なんてないわッ!」という戯言です。
1970年代には、現代のアルファベット団体もびっくりのリング誌ランキングの不正操作スキャンダルによって、信頼は崩壊。もともと誰からも信頼されていなかったので「信頼崩壊」という表現は間違いで「不信感が限界点を突破した」とするのが正しいかもしれません。
奇妙な専門誌です。

1989年5月号⬆︎を最後に売場から退場を余儀なくされたリング誌でしたが、1990年1月号から復刊。
「日本やアジアのボクシングファンにも読んで欲しい」と、8階級を貫いてきたランキングを15階級まで拡大しましたが、軽量級の中でも日本人が最も好き勝手できるストロー級とジュニアフライ級をカット。「わかってないなぁ」は今にも繋がる、リング誌の伝統です。

1990年1月号からスタートした「リング誌PFP」。年間表彰に組み入れられた「BEST FIGHTER POLL(年間PFP)」(2017年に廃止)とは異なるランキングです。
第1回のPFPからライト(軽量)級未満の軽量級贔屓は一貫していました。5位にフェザー級のアントニオ・エスパラゴサ、6位にジュニアライト級のアズマー・ネルソン、8位にバンタム級のラウル・ペレス、10位にジュニアバンタム級のヒルベルト・ローマンと4人がランクイン。
さんざん悪口を書き連ねましたが、私はサウジアラビアのトゥルキ・アルラシク長官に買収されてから、かつてほどの興味を失ってはいるとはいえ、長年の愛読者です。
リング誌とは何だったのか?
崩壊するリング誌(サウジに買収された時点で死んでましたが)に公私混同の思いをぶつけながら、哀悼してゆきます。
コメント
コメント一覧 (1)
英語文字ばかりで、昔の雑誌 って感じでした。
やはりボクシングはヘビー級からミドル級、ウェルター級までだなとおもいました。
もちろんチャベス、デラボーヤたちスター選手は
別格ですが…
各クラスランキング表も
もちろんJrクラスは存在せず
当時のJrバンタム級王者カオサイが
バンタム級1位?かな、ランクされていました。
これなら日本の当時の『World Boxing』
『ボクシングマガジン』見たほうが
楽しめました。
フシ穴の眼
が
しました