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井上拓真vs那須川天心2。

この試合で特別気合が入っているのは、当事者の二人だけではありません。

世界ボクシング評議会、WBCです。

WBCは公式HPで「WBC SPECIAL PREVIEW: TAKUMA INOUE VS TENSHIN NASUKAWA」と、人気階級並みの大はしゃぎ。

WBCバンタム級歴代最高王者トップ10も作成して①カルロス・サラテ、②エデル・ジョフレ、③ルーベン・オリバレス、④ウィラポン・ナコンルアンプロモーション、⑤山中慎介、⑥辰吉丈一郎、⑦長谷川穂積、⑧ルペ・ピントール、⑨ラファエル・エレラ、⑩薬師寺保栄。

日本人が4人もランクイン。WBCがWBAから分離独立した「1966年以降のWBC王者」に限定したバンタム級PFPと思いきや、1965年にファイティング原田に敗れてタイトルを手放したジョフレは2位にランクイン。

ジョフレを入れないバンタム級ランキングは説得力がないと思ったのかどうかわかりませんが、だったら原田はどうした?ノニト・ドネアや井上尚弥は団体統一王者でWBC色が薄いから外したのか?それとも複数階級制覇のイメージが強いからか?

ジェフ・チャンドラーや1990年に始まったリング誌PFPで10傑入りのオルランド・カニサレス、ラファエル・マルケスらは非WBCタイトルホルダーだったので納得も、非常に評価の高かったWBC王者ミゲール〝ハッピー〟ロラは忘れちゃったか?

WBCが伝統的に日本人贔屓なのは高額の認定料が期待できるのはもちろんですが、WBCの提案にJBCもファンも従順なこともあるでしょう。

米国や英国で「試合の興味を削ぐ最悪のシステム」と酷評され、ほとんど採用されることのない公開採点が日本では当たり前に受け入れられているのはその最たる例です。

この試合の勝者に贈られるWBC記念リングも用意、こちらは拓真と天心の名前が刻まれたものを一つずつ製作したということです。そういえば、井上尚弥vs中谷潤人でも勝者へのリングが作られましたが、二人に贈られました。

今回も「勝者」だけではなく両者に贈られることになりそうです。

初戦で用意されたサムライベルトのような特別ベルトは今回は無いのでしょうか?

いずれにしても、リングもベルトもその製作費は、間違いなく認定料の中からあてがわれています。

別途買取制のダイアモンドベルトと同じなら、選手側が負担することになります。