高校を卒業してからというもの、周囲とのつながりがどんどん強くなる一方の生き方をしてきました。

学校をサボって本を読んだり、映画を見たり。極端に友だちが少ない高校時代でした。

大学に入ってからは、社会不適合なんていっても通用しないほどに周囲からの刺激を受けて「はしゃいで生きる青春は俺にはないと思ってた」(石川さゆり「転がる石」)生活が一変してしまいます。

それは、社会人になってさらに加速。インターネットの発達によって、日本時間の真夜中に開催される海外の会議にも参加できるようにまでなりましたが、そんなことがあるたびに「俺は一体、何をしてるんだ?」という馬鹿馬鹿しさに身悶えしてきました。

それは、高校時代の授業中、教室の窓から気持ち良く晴れた空を見て「俺は一体、何をしてるんだ?」と感じたのとはまた違う「もうこんな年になったのに、相変わらず俺は」という、自分への幻滅も含まれていました。


大きな水害が相次いだ、今年の大型連休。

スマホの電源を落として、緊急連絡先は宿泊施設だけにして家族と親しい友だちだけに伝えました。

よくよく考えると、海外へ一人旅というのは意外にも初めての経験。

帰国の折にはスマホを開いて大量の留守電やらメールやらを処理することになり、やっぱり「俺は一体、何をしてるんだ?」となるのですが、まーいい息抜きにはなりました。