Sunday, 27 September 2026 - Toyota Arena Tokyo
Koto-Ku, Tokyo, Japan

commission:Japan Boxing Commission
promoter:Akihiko Honda (Teiken Promotions)
メディア:PRIME VIDEO BOXING 16



解説は山中慎介と村田諒太に、内山高志。強打の元チャンピオンが居並びました。

テレビ観戦において、解説は意外と重要です。好き嫌いもかなりありそうです。

米国や英国では解説者の独自採点(unofficial score)をパンチスタッツとともに、発表されることが多いのですが、日本でも定着して欲しいものです。

また「公式採点が正解」という認識が強い日本では「リングに近いジャッジの印象とテレビでは違う」という意味の言葉がよく語られています。

これは良い意味でジャッジへの信頼、公式採点へのリスペクトです。

しかし、ボクシングのジャッジは他のスポーツと違い、資格制度は甘く、その更新試験や研修もありません。一旦、取得すると永遠有効の資格です。海外でよくある「あのジャッジは明らかにおかしい」という批判は、日本ではほとんど聞かれません。

また「10−10は付けてはいけない」という誤解が解説者や専門家にまである程度広がっていることも呆れた問題です。

おかしなジャッジの多くは、ジャッジの技量不足だけではなく「無理やり10−9」の蓄積の結果からも引き起こされていることは言うまでもありません。

ルールブックはもちろん、海外メディアの記事なども読んでないのか?と疑わしくもなります。





◾️WBAストロー級暫定王者決定12回戦◾️

松本流星 vs ラッセル・アコスタ

WBA /WBO王者オスカー・コラーゾが、10月10日に2階級上のWBA /WBOフライ級王者リカルド・サンドバルとのビッグファイトのリングに上がった瞬間に、WBAは「タイトルを剥奪する」と通達していましたから、この試合の勝者が正規王者に昇格するはずでした。

ところが、コラーゾが練習中に負傷、サンドバル戦は中止。コラーゾの次戦は目処が立たず、ストロー級に戻ることも考えられないことから、松本vsアコスタのタイトルマッチから「暫定」の文字が外れるかもしれません。

オッズは松本の勝利が1/5(1.20倍)、アコスタ9/2(5.5倍)。



◾️WBCジュニアバンタム級王者決定12回戦◾️

坪井智也 vs リカルド・マラジカ

坪井が勝てば田中恒成と吉良大弥に並ぶ、プロ「5」戦目での日本最短タイトル獲得(坪井の「5」にはノーコンテストの1試合を含む)。

世界的にはセンサク・ムアンスリンとワシル・ロマチェンコが持つ「3」戦目が最短。

WBAジュニアフライ級に挑戦した呂斌(ルー・ビン)や、WBCヘビー級のリコ・バーホーベンらは失敗したとはいえ2戦目でタイトルアタック。デビュー戦でタイトル獲得の〝大偉業〟はいつ達成されてもおかしくありません。

坪井が3/10(1.3倍)、マラジカ5/2(3.5倍)。




◾️IBFジュニアフェザー級暫定王者決定12回戦◾️

西田凌佑 vs サム・グッドマン

井上尚弥のフェザー級進出を見越しての暫定王者決定戦。

IBFとしては認定料が巨額の井上にずっとベルトをキープして欲しいというのが本音ですが、井上は来年初めに予定されているバム・ロドリゲス戦を最後にこのクラスのタイトルを返上するのが決定的。

ならば、認定料取得の間隔を伸ばしたくないから少しでも早く暫定王者決定戦を実施するのは当然です。

西田が4/7(1.57倍)、グッドマン21/10(3.1倍)。




◾️WBCバンタム級12回戦◾️


返り討ちか雪辱か。

初戦は拓真の番狂せでの勝利。これを受けて再戦では天心が11/5(3.2倍)でアンダードッグ。拓真が4/9(1.44倍)と逆転。

バム・ロドリゲスが〝一次停泊〟するものの、井上尚弥によって焼け野原にされた焦土感がまだ拭えないバンタム級。単体で売れるのは天心だけというのが現実ですが、このアトラクションが連敗するようだとますます難しい階級になりそうです。