米国で大きな需要が見込めない軽量級や、ボクシングファンに馴染みのない異邦人など不採算のファイターの切り離しを進めているトップランク。

井上尚弥や中谷潤人は落ち目のトップランクから契約更新されなくても痛くも痒くもありませんが、母国にはもちろん、米国にもファンベースが薄いキューバ人の軽量級、ロベイシ・ラミレスは半年近くもフリーエージェント状態。ようやく先月になって、ウズベキスタンで設立されたばかりのプロモーションRaizd Boxing に拾われました。

しかし、日本時間のきょう5月30日にタシケントのHumoアリーナでRaizd Boxing 初の興行に組まれたラミレスの試合が、急遽中止になったというのです。


IMG_4052

知人が中東から中央アジアに出張中にはタシケントの地下鉄にもラミレスの試合広告が出ていましたが…


ラミレスがSNSに投稿した内容をまとめると「中止の理由はMRI検査を受けることができないからと、Raizd BoxingとWBCの関係者から伝えられた。今日受けても結果が出るまで3日かかるから、試合は中止するしかないと通告された」「Raizd Boxingから3試合契約とファイトマネーのオファーを受けたが拒否した」「MRI検査は試合の数時間前に実施され、検査結果も出ている」。


スクリーンショット 2026-05-30 17.57.40
スクリーンショット 2026-05-30 18.04.08


ラミレスはマウリシオ・スライマンに対して「世界の辺境でおかしなことが起きている。その原因を究明して欲しい」と要求、THAT’S IT, FAMILY. THE FIGHT HAS BEEN CANCELED BECAUSE OF THESE MOTHERF***ERS WHO DON’T RESPECT FIGHTERS.”(みんな聞いてくれたか?ファイターをリスペクトしないクソ野郎どものせいで私の試合が中止にされた)と捨て台詞も。

Raizd BoxingはWBCとも関係が深いようです。MRIの検査結果が出たのに、Raizd Boxingがどうして試合中止の判断をしたのかがラミレスの投稿からは分かりません。他の試合は予定通りに行われている模様です。

Raizd Boxingからの契約オファーを突き返した理由も、何が原因なのかがわかりません(普通に考えると「こんなはした金でやてられるか」や「タイトル返り咲きの道筋が見えない」とかですが)。

今月は、お隣のキルギスでも亀田プロモーションズの興行が急遽中止になるなど、中央アジアの興行が揺れています。


マウリシオは「メキシコにいて実態がまだわからない。調査に乗り出す」と声明を出しました。


続報を待ちたいと思います。