ボクシングシーンから。


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Jai Opetaia and the battle between wealth and legacy 
ジャイ・オペタイア〜金と名誉のはざまで



昨夜のラスベガス。誰もが認めるクルーザー最強のファイター、ジャイ・オペタイアは予定通りの勝利を収めて、3つのベルトを身にまとっていた。

右肩にアルファベット団体のIBF、左肩に階級最強を証明するリング誌、そしてベルトが本来あるべき位置、腰にはズッファの初代クルーザー級王者のベルト。これは彼自身が腰に巻いたのではない。試合終了後に、静かに背後から近づいたダナ・ホワイトがIBFやリング誌よりも先に装着したのだ。

ズッファと契約したコメンテーターのマックス・ケラーマンは「あなたは史上初のズッファ王者になった」と祝福し、初防衛戦について聞くと、30歳のサウスポーは「ベルトを持っている相手と戦いたい」とUndisputed championへの意欲を改めて示した。

しかし、これはズッファ側が期待していた回答ではない。

満点解答は「最強の称号であるズッファのベルトを手に入れた。初防衛戦はズッファが用意した最強の挑戦者と戦うことになる」だった。

時間の問題と見られるヘビー級への転向についても、オペタイアは「まず、クルーザー球でUndisputed(議論の余地のない=他の誰にも王者を名乗らせない)存在になりたい」。

オペタイアには、マッチルームと比較しても十分な条件で迎えてくれたズッファへの感謝はある。そして、不要階級の廃止と世界で一人だけの王者というサウジアラビアが支援するズッファの姿勢は100%正しい。

しかし、ズッファが掌握しているファイターはほんの一部で、階級No.1はオペタイアだけ。現時点で、見慣れないズッファのベルトを「最強の称号」と考える人はどこにもいないだろう。

モハメド・アリがズッファのベルトを腰に巻いていたか?

イベンダー・ホリフィールドやオレクサンデル・ウシクは多くのベルトを上半身にぶら下げていたが、その中にズッファのベルトはあったか?

現時点でズッファのベルトはオペタイアに金をもたらしてくれるだけで、スポンサーのロレックスから贈られる記念品と同じかそれ以下の意味しか持たない。

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「承認団体はいますぐ消えてなくなれ」と、高額契約したズッファの操り人形になった暗愚なテレンス・クロフォードと違い「今の段階ではズッファのタイトルは最強の証明にならない。承認団体のタイトルホルダーは取るに足らない弱いボクサーとは言い切れない」という態度を明白にしたオペタイアは素晴らしいです。

デビッド・ベナビデスやヒルベルト・ラミレスを傘下に収めるのにはもう少し時間がかかるでしょうが、カネロ・アルバレスでも動かされたのです。

「私はサウジの思う通りにならない。金で動く人間ではない」とカッコいいこと言ってたカネロがそうだったように、やはり金の問題だけでしょう。