私の手元にある紙媒体を愛でるのが、このシリーズのテーマでした。

リング誌でいうと、1980年代に高校や大学の図書館で手に取ったリング誌は、私のものではないので手元にはありません。

それ以前のリング誌も、図書館にバックナンバーがあるものは読んだことがありましたが、1922年の創刊号は見たこともありませんでしたし、最も古いものでも1960年代のリング誌だったはずです。

それ以前のリング誌を拝める、それも1号漏らさず、1ページ逃さず読める日が来るなんて



今から100年前。THE RING MAGAZINE 1926年3月号。全40ページ。

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表紙はウエルター級の世界ランカー、ジョー・ダンディー。

「EARNS TITULAR OPPORTUNITY(タイトル挑戦権を獲得)」。

当時の世界王者ミッキー・ウォーカーへの挑戦が内定したダンディーは、メリーランド州ボルチモアのヒーローでした。

この号では、ウォーカーがトミー・ミリガンとの試合で提示された3万ドルのファイトマネーを拒否したニュースを取り上げ、プロボクサーのファイトマネーについての記事もありました。

ウエルター級15回戦で3万ドル。ヘビー級ならいくらもらっていたことか…。「ジャック・デンプシーはベーブ・ルースよりもはるかに大きな収入と栄光を手にしていた」という20年代。今では全く想像もつきません。

1926年(大正15年)の3万ドル…3万ドルは現代でも450万円…100年前なら…。