平岡アンディにとって、悔しい敗北となった昨日のWBAジュニアウエルター級戦。

そもそも、この試合は11月に「ジェイク・ポールvsガーボンタ・デービス」の茶番劇の前座にセットされていましたが、デービスの犯罪から中止・延期されてしまいました。

今回も、アンディやファンが心配したのはトランプ政権下の移民政策でビザがおりにくくなっていることではなく、デービスと同じ犯罪歴がある茶番劇インフルエンサーのライアン・ガルシアが何かやらかして興行がまたオジャンになってしまうことでした。

昨日のメインイベントはWBCウエルター級王者マリオ・バリオスにガルシアが挑戦するタイトルマッチでしたが、常識的に考えればガルシアに挑戦資格がないことは明らかな、認定団体がよくやる人気便乗型のタイトルマッチ。

いまや、それに対する批判は少数派。それどころか「人気者がタイトルホルダーになったことで、没落一方の米国ボクシングに光明が差し込んだ」と見るメディアや専門家まで現れています。

ガルシアvsマニー・パッキャオ、あるいはvsフロイド・メイウェザー…高額の認定料が保証されるメガファイト、ビジネスとしてはこれ以上素晴らしいことはありません。

しかし、リアルファイトがないがしろにされ、スポーツとしての性格をどんどん喪失していくことは、ボクシングの未来にとって良いことであるはずもありません。

「スポーツとしてのボクシングはズッファ・ボクシングに任せて、自分たちはサーカスに徹して金儲けを追求する」というのが本音でしょうか。

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マウリシオ・スライマンのWBCが見せている常識からますます逸脱したデタラメぶりは「ズッファの登場で、逆に認定料にフォーカスして無茶苦茶できる」と開き直っているようにも見えてきます。