サウジアラビア・総合娯楽庁が立ち上げ、UFCスタイルで腐ったボクシング界を改革すると標榜するズッファ・ボクシングが、チャンピオンシステムの簡素化、不要階級の廃止についてついに具体的に動き出しました。

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廃止される不要階級は、かねてから予想されていたスーパーミドル級、ジュニアミドル級、ジュニアウエルター級、ジュニアライト級、ジュニアフェザー級、ジュニアバンタム級、ジュニアフライ級、ストロー級の8階級に加えて、オリジナル8に数えられていたフライ級。

クルーザー級かフライ級かどちらかが廃止と言われていましたが、競技人口や人気面だけでなくその階級の必要性を考えると、巨大化一方のヘビー級とライトヘビー級の間に緩衝地帯を設けることは理にかなっています。

新オリジナル8はバンタム級を最軽量に、フェザー級、ライト級、ウエルター級、ミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級、ヘビー級(無制限)の8クラス。

「バンタム級(53.52kg)が最軽量であることを現代の人間の体格を考えて『重すぎる』と感じているとしたら、腐り切った認定団体に騙されて正常な感覚が麻痺しているだけ」と言われても、返す言葉もありません。

ダナ・ホワイトが「(サウジアラビア総合娯楽庁のボクシング専門広報誌)リング誌のランキングを取り入れて挑戦者を決定する」としているように、将来的にはリング誌のチャンピオンベルトを唯一の王者の証としたい考えです。

現在、リング誌はズッファが廃止すると発表した不要9階級のチャンピオンシップとランキングを維持していますが、将来的に廃止するのか、それてもサブカテゴリーとして残すのかまだ判明していません。

もし、ズッファのシステムが王道となると井岡一翔はフライ級だけ、井上尚弥もバンタム級だけの、4階級制覇ではなく1階級の王者にとどまり、未来では*付きで「ジュニア階級でタイトルを獲った」と説明されているかもしれません。

マニー・パッキャオの8階級制覇も「4」に半減されます。

地球上に8人しか世界チャンピオンがいない。そんな世界を取り戻せたなら、ボクシングの世界タイトルの価値は爆上がりします。ボクシングファンは当たり前に、そして容易に8人の名前を覚えるでしょう。