バルト三国である。

日本人にとっては三国志の魏、呉、蜀の方が馴染みがありそうな、かつての鉄のカーテンの向こう側の国です。

ボクシングファンにとっても、親近感がわく三国ではありませんが、クルーザー級のWBSSがラトビアのリガで繰り広げられたことから「ボクシングの需要があるんだ」と思った方もいるのでは?

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三国あわせてもちょうど50人しかいません。

◾️バルト三国の最北、エストニアのトップはクルーザー級のスティベン・アッシュ。プロ7戦全勝3KO、昨年8回戦煮上がったばかりの25歳。

2位はミドル級を主戦場とするパベル・カマニン。まだ4回戦の27歳。




◾️ジュニアミドル級が最軽量のラトビアは、ヘビー級はゼロ。日本のような「無理矢理にでもヘビー級だけは」という余裕の無さは感じられません。

ラトビアのトップ選手はIBF欧州ミドル級王者のイフェゲニス・アレクセイエス。生まれも育ちも住まいも母国のリガですが、ドイツやスペインにも遠征。

戦績は19戦全勝10KO、世界ランクにも入っていますが、現在32歳。多くの時間は残されていません。

村田諒太がタイトルホルダーなら、お手頃な相手として対戦候補になっていたかも?

ラトビアの首都リガではWBSSクルーザー級の準決勝、地元のWBC王者マイリス・ブリエディス(ラトビア史上最高ボクサー)が、WBO王者オレクサンデル・ウシクを引っ張り込んだ1戦が思い出されます。

スコアはMD(115−113*2/114−114)だったものの、内容はウシクの完勝。当時からタイトルマッチとなると敵地に赴き勝利を重ねてきたウシクは、現代ボクシングで最も過小評価されているファイターです。



◾️リトアニアではバルト神話の巨人を連想するように、フェザー級以下ではバンタム級が1人いるだけ。

そのリトアニアのトップ選手はご存知のエイマンタス・スタニオニス。全戦全勝の勢いに乗って、昨年4月にIBFウエルター級タイトルにアタックも、王者はジャロン・エニス。相手が悪すぎました。

リトアニアのNo.2もキャリアで3敗しかしていませんが、そのうち二つがテレンス・クロフォード、バージル・オルティスJr.というエギディウス・カバリアウスカス。



ーーー重量級3国のファイターと日本人が拳を交える日はいつの日になるのか?