ここ数年、海外のボクシングメディアの記事で気になっていること。

例えば、日本時間の昨夜遅くにリング誌電子版がアップした記事の中に、こんな一文が紛れ込んでいました。

Inoue is one of this generation’s greatest fighters, and perhaps already the finest to ever come out of his country.

井上はこの時代の偉大なファイターの1人であり、もしかしたら日本の歴史上で最も優れているかもしれない。

「パハップス」なんて表現を聞くと、井上信者あたりが怒り狂いそうですが、個人的には井上尚弥はよくここまで登り詰めてくれたと感じています。

世界評価は非常に保守的です。そして、関心の薄い軽量級、アジアに向けるレンズはいつもピンボケ。

何が言いたいかというと、バカな世界評価、特に民度が低い米国、特に米国ボクシング記者協(BWAA)のような単細胞に一旦、刷り込まれた印象を更新するのは至難の業ということ。

さらに具体的にいうと、International BOXING HALL OF FAME(国際ボクシング名誉の殿堂)は、Modern Categoryで〝入神〟(しかも事実上の一発殿堂)している唯一の日本人について、いまだに以下のように説明しています。

He is arguably Japan's greatest fighter ever.〜彼こそが間違いなく日本最高のファイターだ。

かつては「日本」ではなく「アジア」でしたが、頑迷な世界評価でも懐に飛び込んできて大暴れしたマニー・パッキャオを見逃すことはありませんでした。

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「彼」。

ファイティング原田です。

かつて、宮田有理子に「バンタム級でUndisputed championになった井上はファイティング原田の領域に入ったと言えるか」と聞かれたフレディ・ローチは「それはまだまだ先だ」と否定したといいます。

https://fushiananome.superknova.org/archives/38904306.html

元WBCフライ級王者でその左強打はアジアのボクシングファンや、米国のコアなマニアは知っていましたが、ローチはパッキャオと初めて会ったとき、彼が誰なのか知りませんでした。

残念ながら、その程度なのです。

これが、メジャースポーツならもっと精密な評価や検証が行われるのでしょうが…BWAAや殿堂のホームページを見て幻滅した人も多いでしょう。本当にショボすぎる…。

Who is the best fighter in Our history?〜日本史上最高のファイターは誰なのか?ーーー個人的にはファイティング原田か井上尚弥かの2択です。

この議論では「軽量級は世界的に人気もなくて層も薄いから井上よりもガッツ石松や竹原慎二、村田諒太の方が上」という、階級難易度は考慮せず、あらゆる階級を公平に見るPFPの観点から見つめてゆきます。

もちろん、柴田国明というジョーカーも無視できないでしょうが、個人的には2択です。


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この手の話は、このブログでも何度もしてきました。

以前の続きの形で書こうと思いましたが、探し出すのが面倒なので「Who is the best fighter in Our history?〜日本史上最高のファイターは誰なのか?」の新しいシリーズとして仕切直しさせていただきます。