もし、神様がプロボクサーを志す若者に「どの階級でも世界チャンピオンにしてあげる」と告げられたなら、若者はどう答えるでしょうか?

世界的には軽量級はマイナーリーグ、ウエルター級やミドル級、ヘビー級がメジャーリーグですから、常識的に考えるとメジャー階級を口にするはずです。

しかし、日本では、もしかしたら「バンタム級」と答える人がいるかもしれません。

普通に考えたら…これはあり得ません。

そこに、この国のボクシング界が人気階級から目を背け続けた病巣が隠されています。

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「PFP評価を受けると、ラスベガスが放っておかないから井上尚弥はもう日本では見れない」「PPVのメガイベントのメインを張って何十億円も稼ぐ」ーーーそんな素っ頓狂なロジックが、少し前までまかり通ってしまいました。

彼らはいま、何を思っているのでしょうか?

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かつて、ボクシング界は「ヘビー級」を睨んでいました。

力道山の時代から、1980年代後半まで相模原ジムなどが体格の良い若者を募集、メジャーへの夢を追いかけていた時代がありました。

「世界から注目されない軽量級で何をやっても、このままでは日本のボクシングは取り残されてしまう」。「欧米が軽量級を無視するのは忸怩たる思いだが、奴らが注目する舞台で暴れるファイターを育てよう」。

これを、まともな感覚と思えない人がどこにいますか?


みんな本当はわかっている、しかし、今の状況に冷や水をかけるようなことは口が裂けても言えない…それはわかりますが、長谷川穂積や西岡利晃から井上尚弥に連なる〝嘘八百〟はもうやめなければなりません。

今が、ボクシング黄金時代???????

日本のメディアは、いくらなんでも、もうふざけるのはやめましょう。