ーーーまずはESPNから。
Naoya Inoue avoids disaster, stops Ramon Cardenas in thriller
井上尚弥が破滅的惨敗を免れ、ラモン・カルデナスとの激闘をTKOで制した。
▶︎あのダウンが第2ラウンド終了間際でなければもっと苦戦したか?あるいは負けていたか?ーーーというと、そうではないと思います。
ルイス・ネリ戦、さらにダウン寸前に陥ったノニト・ドネア戦と同様、顎に直撃されなかったことが幸い、大きなダメージは被りませんでした。
当て勘の鈍い(ドネアの場合は鈍った)3人、ネリとカルデナスに関しては非力なボクサーであったことも幸運でした。
「不注意な井上がまた同じパンチで倒された」と、ESPNは騒いでいましたが、冷静に立ち上がり足元もしっかりしていましたから、あのダウンをラウンド序盤に食っていてもdisaster に陥ることはなかったはずです。
ーーー次に、井上に批判的な記事が多い米国BOXING NEWS24。
Left Hook Kryptonite Strikes Again: Inoue’s Defensive Flaws Cast Shadow Over Future Dominance
「左フック」という名のクリプトナイト(スーパーマンを弱体化させる物質)が再び炸裂した:井上がこれからも支配的なボクシングが出来るかどうか、防御面の欠陥が影を落としている。
▶︎ドネア初戦の以前、アマチュア時代から「クロスレンジが苦手」、プロ入り後も「危険な距離で右ガードが疎かになる癖がある」というのは早い段階から指摘されていました。
劣化もありますが、この1年というスパンで2度のダウンを喫してしまい、井上の〝魔法のガウン〟が脱がされてしまいました。
ガードが下がる癖は簡単に治りませんが、「クロスレンジが苦手」ということはあらためて意識して、そこに近寄るのは相手が大きなダメージを負って戦闘能力が著しく低下しているときだけと戦い方を変えることで、回避できるはず。
もちろん、本人が「大会場はダメですかね」と笑ったように、ネリ戦の東京ドーム、カルデナス戦のT−モバイル・アリーナでいつも以上に勝ち方を意識して臨んだことが悪い方に影響したのは間違いありません。
ーーーそして、リング誌は…
Perhaps the brakes need to be pumped for his planned pitting against WBA featherweight champion Nick Ball in December as he goes for a title in a fifth weight class.
5階級制覇を目指す井上は、12月にWBAフェザー級王者ニック・ボールへの挑戦を予定しているが、ブレーキを踏む(9月のムロジョン・アフマダリエフ戦の結果や展開はもちろん、仕上がり状況によってはキャンセルする)必要があるかもしれない。
▶︎これは当然でしょう。アフマダリエフ戦に負ける、あるいは勝利しても3ヶ月後のフェザー級初挑戦にダメージや不安が残る内容ならキャンセルすべきです。
「シンコ・デ・マヨの試合の中で井上の試合が一番面白かった」(リング誌)のは誰もが認めるところですが、それは井上の今後のプランに大きな不安を残すものであったことの裏返しです。
お互いのキャリアで飛び抜けて最強となる中谷潤人との決戦を急ぐべきかもしれません。

やっと、次の予定を気にせずに食べられるお昼ご飯。
11連休、あー、疲れた。
コメント
コメント一覧 (3)
「あれ? 珍しく鼻血出てる…、井上押されてる?」って思ったところであのダウンですから心臓に悪かったです。ホラー映画のちょっとしたショックシーンのようでした。
井上はもう少しだけカルデナのパワー、タイミングやらを確認するのに時間を要したほうがよかったのかなと思いました。あの鼻血がその後のトラブルの前兆に見えてしまって。勝ってホッとしましたが…。
フシ穴の眼
が
しました
ボクシングってスイートサイエンス。
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました