ウィリアム・ヒルの掛け率は井上尚弥1/50(1.02倍)、ラモン・カルデナス12/1(13倍)ですが、skybetなど多くのブッカーは井上勝利が1/100。賭けが成立しないゾーンに入っています。

「カルデナスが優っているのは一つもない」(村田諒太)、「比べようもない」(西岡利晃)。全くその通りです。

カルデナスの非力なのに無駄に好戦的なスタイル、ガードの甘さを見ると、井上が慎重に立ち上がったとしても試合が終盤までいきそうもありません。

今回のシンコ・デ・マヨは、ニューヨーク→サウジアラビア・リヤド→ラスベガスの3元中継。NYとリヤドは人気階級のスターが保身に走るボクシングを見せられて辟易していたところ、ラスベガスが一番面白い試合を繰り広げてくれています。

さて、メインイベント。

「日本のボクシングファンのみなさま、コンバンワ」(ジミー・レノンJr.)…これ要るか?

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第2ラウンドにカルデナスの右フックがクリーンヒット、井上が鼻血。おそらく、これでカッとなったんでしょう。井上は苦手なクロスレンジに迷い込んでしまいます。死角が増えるクロスレンジが得意なボクサーなんていません。

カルデナスの左フック1発でダウン。クロスレンジはどちらのファイターにとってもギャンブル、カルデナスが倒されていても不思議はありませんでしたが、井上の打たれ弱さも気になります。

ルイス・ネリもカルデナスも1発強打のパンチャーではありません。この2人に1発で倒されたのは井上だけでしょう。

第1ラウンド開始から動きが硬く見えたのは、緊張や重圧からではないでしょう。

戦前、「自信しかない」と言った仕上がりは間違いなかったと思いますが、おそらく劣化です。

「殴り合いが好き」と笑った井上。それがこのファイターの魅力。ノニト・ドネア初戦でも見せた戦士のハートですが、これからの試合ではこれが大きな落とし穴になるかもしれません。

午後から用事があるので「Tell USA,who you are!〜井上尚弥vsラモン・カルデナス」のシリーズはチャチャっと⑫まで書いて、出かけようと思ってましたが、一旦ここまでです。

帰ってきてから⑨ですね。

とりあえず、中座。