10代から野球にいそしみ、プロ野球選手に恋焦がれて、夢破れた私にとって、プロ野球選手は、たとえかれが2軍でキャリアを終えたとしても、嫉妬と羨望の対象でした。

「でした」というのは、おかしいですね。今でも、嫉妬はほとんど溶解されていても、羨望の対象ではあります。

そんなプロ野球選手の中でも、嫉妬や羨望を超えて尊敬しかないグレートが孤独な死を迎えたり、不祥事を起こしてしまうのは、本当に辛い。

これが、海外のボクサー、ガーボンタ・デービスやライアン・ガルシアなら「アホがまたアホした」でおしまいですが、彼らはそうではありません。

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さて、先日はトルピードバットの話をしましたが、きょうは鯛のお頭煮付け定食を食べながら「バットの表面加工処理」について。

機械を使ってバットの表面を硬くすることや、木目を埋めることが、今季からNPBでも解禁となりました。

かつてはNPBでも禁止されておらず、選手がビール瓶などでバットをシゴいている様子を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

米国ではメーカーの段階で機械でこの処理を施すことが一般的で、インパクトの瞬間にはボールを硬く弾く感触が得られます。また、金属的な打球音も特徴的。

表面加工が背景に極度の投高打低が続いている事実があるのは容易に想像できますが、NPBは反発力の向上を目指した施策ではないとしています。

実際に、NPBが第三者機関に委託して行った調査では、表面加工してもバットの反発係数に有意な差は認められませんでした。

この投高打低は、投球の詳細な数値が計測できる機器の開発が盛んになって、投手力が劇的に向上していることだけでなく。ボールの反発係数が低下していることも、打者の感覚からも指摘されていました。

しかし、規格検査でNPBルールを逸脱する反発係数のボールは出ていません。

また「ボールをバットに乗せて打つ」ようなスタイルの打者は、インパクトの時間が長く感じられる感覚を求めますから、表面加工によって硬質化したバットを好みません。

反発係数は変わらないとはいえ、打者にとって選択肢が広がることが投高打低に決定的ではないにせよ、歯止めをかける作用が期待されます。

ここ数年の投高打低は、ファン目線からすると時代を超えて選手を比較するときに不確定要素となる道具や球場の変更などは最小限にとどめて欲しいというのが本音です。