Saturday 1, February 2025
T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA
commission:Nevada Athletic Commission
promoter :Tom Brown (TGB Promotions),
Sampson Lewkowicz (Sampson Boxing),
Leon Margules (Warriors Boxing)
matchmaker:Tom Brown, Whitfield Haydon
Amazon Prime Video PPV/WOWOW
ラスベガスの最高舞台The Sphere。この魅惑的なアリーナの特設リングに最初に上がるボクサーは誰になるのか?それとも、落ち目のボクシングではそもそも無理なのか?
現在、ラスベガス最高のアリーナはどこか?
多くの人がマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)社が建設したThe Sphere(スフィア)と答えるでしょう。
しかし、ここでUFCは開催されましたが、ボクシングの試合はまだ1試合も行われていません。MGM系列のカジノ&リゾートが招致料を支払ってMMAやボクシングのビッグファイトを開催するのに対して、スフィアはMSGと同様に会場費をまんま請求してくると言われています。
スフィアの会場費はUFCでも負担できる金額ではなく、サウジアラビアのサポートとファイトマネーの低い軽量級の試合を組むことでなんとか実現しました。
米国での存在感がMMAに劣るボクシングでは、よほどの好カード(カネロ・アルバレルvsテレンス・クロフォード/カネロvsデビッド・ベナビデス)でなければサウジは食指を伸ばさないでしょう。

さて、そうなると現在のプロボクシングでラスベガス最高の舞台はMGM系列のT−mobile アリーナになります。カネロのホームです。
そんな、現時点での「ラスベガスにおけるボクシングの最高舞台」に軽量級ファイターが上がります。
メインは人気階級のメキシカン、WBC暫定/WBAレギュラー ライトヘビー級王者ベナビデスと、キューバの強打者デビッド・モレルの無敗対決。
ライトヘビー級はアルツール・ベテルビエフがUndisputed championで、20日後にサウジアラビアでドミトリー・ビボルとの再戦が行われるというのに…ボクシングの世界はいつだって腐っています。
ベナビデスvsモレルのセミファイナル(のはず)にセットされているのが、WBCフェザー級王者ブランドン・フィゲロアと、「顔面を打たれるのを極端に嫌がる臆病者」(井上尚弥)スティーブン・フルトンです。
やはりラスベガスのパークシアター(村田諒太vsロブ・ブラント①が行われた会場)での初戦(2021年11月27日)は、乱打戦の末にMDでフルトンの手が挙がりました。
どちらとも取れる判定でしたが、フルトンと比べるとはるかに人気者のフィゲロア寄りの判定がコールされると思われましたが…。
今も判定に不満たらたらのフィゲロア陣営、複数のメディアは「議論を呼ぶ判定」と批判しましたがあの採点(112−116*2/114−114)は十分に受け入れられるスコアです。
前戦が減量苦に苦しみ、十分な動きが出来なかったというフィゲロアですが、フェザー級に上げてからの3試合は全勝2KO。
一方のフルトンは顔面を打たれるのを極端に嫌がったのに最後は井上の凶弾に顔面を撃ち抜かれてKO負け。
そして、フェザー級での試合は1試合だけで、フィゲロアとも戦ったカルロス・カストロにダウンを奪われ大苦戦、幸運な薄氷の勝利をつかみとりますが、ジュニアフェザー級時代も散々指摘されていた防御のゆるさと、絶望的な非力は階級を上げてより際立っているように見えました。
このカストロをフィゲロアは6ラウンドで仕留めているのですから、ウィリアム・ヒルのオッズはフィゲロア4/7(1.57倍)、フルトン11/8(2.38倍)と王者がリード。
この試合は日本時間の2月2日(日)午前10:00からWOWOWが生中継してくれます。
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フシ穴の眼
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