日本でのステイタスはボクシング>>>UFC。

というよりも、日本では一般のニュース番組や新聞で報道されることがないUFCをはじめとした総合格闘技などのプロ格闘技は、そもそもスポーツとして認められていません。

その一方で「那須川天心vs武尊」と「井上尚弥vsルイス・ネリ」の東京ドーム決戦は、有料入場者の数だけでなく、前者がPPVで後者は無料配信という点からも、商業規模的には「キックの勝ち」。

それでも、天心が「ボクシングは一般紙のスポーツ面で取り上げられる」と感慨を口にするように、両者の間には社会的ステイタスという大きな壁が聳えています。

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ほとんど全ての世界王者とアントニオ猪木、那須川天心はどちらが有名か?は、全くの愚問です。しかし、プロレスもキックもスポーツとして認知されていません。


一方で、米国ではUFC>>>ボクシング。

もはやライバルではなく、興行がバッティングすると、カネロ・アルバレスの試合ですら、ボクシングの方が時間をずらす、という主従関係が確立している有様です。

来月にも復刊が予定されているリング誌はボクシング市場の衰退を受けて、2019年からUFCを中心とした総合格闘技の連載「Enter The Octagon」をスタートするも MMAファンからの支持は得られず、ボクシングファンからも「リング誌も落ちるところまで落ちた」と、ますます見放される始末。

創刊100周年の2022年までは、月刊体制が崩壊してもなんとか発行をつないだものの、ついに廃刊に追い込まれたリング誌は、UFCもスポンサードするサウジアラビアの資金提供で復活します。それを考えると、Enter The Octagon も大きく扱うかもしれません。

誌名も「The Ring & The Octagon」になったりして…それはないか?

なにはともあれ、日本人がタイトルマッチでラスベガスの大会場のメインを張るのはボクシングも含めて史上初ではないでしょうか?

石田順裕がジェームス・カークランドを沈めたのは、MGMグランドガーデンアリーナ、米国ボクシングファンに強烈なインパクトを与えましたが、メインはエリック・モラレスvsマルコス・マイダナでした。

もし、今週末に朝倉海が番狂せを起こすようなら、少なくとも21世紀になってからでは米国を最も震撼させたファイターになりますが…。

議論を呼ぶ判定であっても勝って欲しいですね、ボクシングも含めてガラバゴスな日本格闘技に風を起こしてもらいたい。