ニューヨーク州の中部にある丘陵地帯、Catskill Mountains(キャッツキル山地)。

最も高い地点が1,274mですから「山地」と呼ぶのは大袈裟にすら思えます。

日本人の耳で聞く「ニューヨーク」とはかけ離れたど田舎、です。

森が広がる丘陵地帯に、白亜の館が建っていました。

米国の田舎では豪邸とは呼べない、質素で簡素な古い建築でした。

しかし、粗末ではない、むしろ、なぜか高貴な空気さえ漂わせる、不思議な建物でした。

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マイク・タイソンの物語に、もしかしたら最も重要な人物であるカミール・イワルドは、1905年に生まれました。

彼女はキャッツキルの白亜の館の所有者でしたが、そこで生まれたのではありません。

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帝拳ジムの練習場の手入れの行き届いた床と同じく、キャッツキルの練習場も「ここは日本か?」というほどに、その床は美しく磨かれていました。

質素で簡素、しかし決して粗末ではない。

求道者たちが技を磨く場所は、いつの時代も共通です。

あの神聖な場所に好き勝手に出入り出来るのは、前回紹介した、一匹の猫だけ。

ああ、また話が横道に逸れそうです。





カミール・イワルドが生まれたのは1905年3月10日、キャッツキルから遠く離れたウクライナのスタロミシュチナでした。

彼女は何者なのか?

そして、カス・ダマトとは何者だったのか?



「タイソンは史上最高のヘビー級ボクサー」「ケビン・ルーニーは名トレーナー」という、痴呆を超えたレベルの間違いを盲信している人が日本には多くいると聞きました。

「タイソンは誰に勝ったの?」「ルーニーは誰を指導したの?」ということを、全く考えない、調べようともしない人の感覚が信じられません。

英語を読めない、理解できないのがバカなのではありません。読もうともしない、理解しようともしないで、自分の耳に気持ちのいい情報だけを信じる感性が腐っているのです。




さて、カミール・イワルドは何者なのか?聖女か?

そして、カス・ダマトとは何者だったのか?聖人か?




このブログを目にした人に問うてみたい。

もしあなたが「タイソンは史上最高のヘビー級ボクサー」「ケビン・ルーニーは名トレーナー」と信じていたとしたら、その根拠は何だったのですか?


これまで通り、異論反論はいつでも書き込み自由です。