
この中に1人だけ異物が混じっています。
評価の低いオマール・ナルバエスというチキンではありません。
ジョー・ルイスです。ボクシングが最も尊敬されていた1930年代から40年代にかけてヘビー級に君臨、いまなお史上最強のパンチャーに数えられるグレートです。
ルイスの他の14人は、いずれも団体分裂と階級細分化の恩恵を大きく受けての世界戦勝利数です。
チャベスの他は4Belt -era、4団体17階級時代。強い王者が同一階級で絶対王政を敷くことなく複数階級をつまみ食いする時代に世界戦という名の試合を重ねて数字を積み上げました。
もうひとりだけ遺物をあげるとしたら、ルイスとは比べるべくもありませんが、ウラジミール・クリチコです。
ウラジミールも4団体の恩恵は受けているものの、細切れ17階級の恩恵は全く受けていません。
ルイスは団体と階級の増殖、いずれの恩恵も受けない状況で、本物の世界戦で26勝したのです。もはや別格、こんなリストに載せるのは失礼に値します。
そして、このリストにも、やはり歴史上、ズバ抜けて最も評価の高いファイターの名前も見当たりません。
さて。
「数字」は何を物語るのか?
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