今年も残り50日足らず。
12月に行われる日本人がらみの世界戦4試合をオッズも眺めながらピックアップ。
1ヶ月(実質半月)で4試合の世界戦が日本で開催される…。まともなスポーツでは考えられません。4団体17階級もあって、さらに日本で好き勝手できる軽量級ならではなんですが…。
有明では「2日で7試合」なんてのもありましたから、月4回で驚いている場合ではありませんが…。
【12月15日】

エマヌエル・ロドリゲスをマイルド・アップセットで破ってIBFバンタム級のピースを拾った28歳のサウスポー、西田凌佑が迎える初防衛戦。
対戦相手のアヌチャイ・ドンスアは未知の強豪。西田と同い年28歳のタイ人は、16戦全勝7KO。
西田も9戦全勝1KOですから、一応、無敗対決、勝利以外を知らないもの同士の戦いです。
ドンスアの実力が不透明というか、おそらく雑魚挑戦者という匂いを放散させているため、ウィリアムヒルの掛け率は西田の勝利が1/12(1.08倍)、6/1(7倍)。
バンタム四天王の中で最も陰が薄い西田にとって、この試合は初防衛戦のボーナスファイト、キャリア二つ目のKOが期待されます。
【12月24日】

井上尚弥vsサム・グッドマン
井上が掌握するジュニアフェザー級のUndisputed title match。
グッドマンは、井上が語るように「無敗であるのは何か意味がある」というようなことは一切ない、モロニー兄弟をこぎれいにまとめたジュニアフェザー級版です。
こぎれいにまとまった分、逆にやりやすいかもしれません。
それでもTJドヘニー、ライース・アリーム、ミゲール・フローレスと「何者か」がハッキリした相手に勝利、現状の枯れ果てたジュニアフェザー級シーンでは、アルファベット団体のデタラメランカーではなく、まともなコンテンダー。
勝敗への興味はありません。
劣化の兆しがあると指摘されることもある井上ですが、それを差し引いても豪州の凡庸なファイターに劣る要素は全く見当たりません。
19戦全勝8KOのキャリア、いくつかの試合をパッと見ただけでも、まず非力で防御はザル。PFPファイターから見たら、サンドバッグでしょう。
グッドマンに勝機があるとしたら、初回から井上が苦手なクロスレンジの接近戦を仕掛けて玉砕するしかありません。しかし、グッドマンは井上以上にクロスレンジが大の苦手…。
意外な展開があるとしたら、それは勝敗とは関係なく、井上の劣化がさらに顕在化すること。
ベットフェアーのオッズは井上の勝利が1/33(1.03倍)、グッドマンは12/1(13倍)。
武居由樹vsユッタポン・トンデイ
武居を見るとき、キックからの転向という色眼鏡は外して見なければなりません。
普通に世界基準の強豪、アルファベットのタイトルホルダーでなくても、バンタム級トップテンに数えるべきです。
ジェイソン・モロニーからWBO王座を奪った試合では、フィジカルだけが取り柄のオージーを体力で押し切りましたが、終盤の失速が気になりました。
初防衛戦の比嘉大吾戦は勝ち方が問われた一戦でしたが、意外な苦戦。その一方で終盤に粘り、最終回で一気にギアを上げる勝負根性を見せました。
モロニーレベルには完勝できるが、比嘉に苦戦ーーー未知の部分が明るみになったということは、その限界の輪郭が浮かんでくるということでもあります。。
ベットフェアーは1/4(1.25倍)、トンデイ3/1(4倍)。
【12月31日】

無冠になった井岡一翔が、フェルナンド・マルチネスとのダイレクトリマッチに挑みます。
井岡の三つの敗北、二つ目まではルエンロン・アムナットとドニー・ニエテスという曲者中の曲者とのチェスゲームをSDで落としたもの。
この2試合は、彼らが曲者なら井岡も相当な曲者、どちらに転んでもおかしくない判定でした。
そして、三つ目が今年7月7日のマルチネスとの一戦。
両者とも決定的な場面は作れなかったものの、攻め続けたマルチネスが3-0判定で勝利。マルチネスにとっても楽な試合展開ではありませんでしたが、スコア上は井岡の完敗でした。
「再戦に強い」と言われる井岡も35歳。マルチネスも33歳と意外と年を食っていますが、ファイターの年齢はキャリアの濃淡でも測れます。
井岡弘樹の甥っ子という血統書付きで、日本では堂々のエリートアマ。鳴物入りでプロ転向、
打たせないスタイルとはいえ、15年を超えるキャリアで注目度の高い世界戦だけで25試合も戦った心と体に消耗が蓄積されていることは容易に想像できます。
そして、本人も気づいているように井岡はこの長いキャリアをどこに着地させるのかを考える、そんな季節を迎えています。
一方のマルチネスは、今回で世界戦5試合目。これからレガシーを築くために、野望の炎を燃やす若い33歳です。
ベットフェアーでは井岡が13/8(2.63倍)、マルチネス1/2(1.5倍)。初戦からオッズも逆転、井岡がアンダードッグ。
12月に行われる日本人がらみの世界戦4試合をオッズも眺めながらピックアップ。
1ヶ月(実質半月)で4試合の世界戦が日本で開催される…。まともなスポーツでは考えられません。4団体17階級もあって、さらに日本で好き勝手できる軽量級ならではなんですが…。
有明では「2日で7試合」なんてのもありましたから、月4回で驚いている場合ではありませんが…。
【12月15日】

エマヌエル・ロドリゲスをマイルド・アップセットで破ってIBFバンタム級のピースを拾った28歳のサウスポー、西田凌佑が迎える初防衛戦。
対戦相手のアヌチャイ・ドンスアは未知の強豪。西田と同い年28歳のタイ人は、16戦全勝7KO。
西田も9戦全勝1KOですから、一応、無敗対決、勝利以外を知らないもの同士の戦いです。
ドンスアの実力が不透明というか、おそらく雑魚挑戦者という匂いを放散させているため、ウィリアムヒルの掛け率は西田の勝利が1/12(1.08倍)、6/1(7倍)。
バンタム四天王の中で最も陰が薄い西田にとって、この試合は初防衛戦のボーナスファイト、キャリア二つ目のKOが期待されます。
【12月24日】

井上尚弥vsサム・グッドマン
井上が掌握するジュニアフェザー級のUndisputed title match。
グッドマンは、井上が語るように「無敗であるのは何か意味がある」というようなことは一切ない、モロニー兄弟をこぎれいにまとめたジュニアフェザー級版です。
こぎれいにまとまった分、逆にやりやすいかもしれません。
それでもTJドヘニー、ライース・アリーム、ミゲール・フローレスと「何者か」がハッキリした相手に勝利、現状の枯れ果てたジュニアフェザー級シーンでは、アルファベット団体のデタラメランカーではなく、まともなコンテンダー。
勝敗への興味はありません。
劣化の兆しがあると指摘されることもある井上ですが、それを差し引いても豪州の凡庸なファイターに劣る要素は全く見当たりません。
19戦全勝8KOのキャリア、いくつかの試合をパッと見ただけでも、まず非力で防御はザル。PFPファイターから見たら、サンドバッグでしょう。
グッドマンに勝機があるとしたら、初回から井上が苦手なクロスレンジの接近戦を仕掛けて玉砕するしかありません。しかし、グッドマンは井上以上にクロスレンジが大の苦手…。
意外な展開があるとしたら、それは勝敗とは関係なく、井上の劣化がさらに顕在化すること。
ベットフェアーのオッズは井上の勝利が1/33(1.03倍)、グッドマンは12/1(13倍)。
武居由樹vsユッタポン・トンデイ
武居を見るとき、キックからの転向という色眼鏡は外して見なければなりません。
普通に世界基準の強豪、アルファベットのタイトルホルダーでなくても、バンタム級トップテンに数えるべきです。
ジェイソン・モロニーからWBO王座を奪った試合では、フィジカルだけが取り柄のオージーを体力で押し切りましたが、終盤の失速が気になりました。
初防衛戦の比嘉大吾戦は勝ち方が問われた一戦でしたが、意外な苦戦。その一方で終盤に粘り、最終回で一気にギアを上げる勝負根性を見せました。
モロニーレベルには完勝できるが、比嘉に苦戦ーーー未知の部分が明るみになったということは、その限界の輪郭が浮かんでくるということでもあります。。
ベットフェアーは1/4(1.25倍)、トンデイ3/1(4倍)。
【12月31日】

無冠になった井岡一翔が、フェルナンド・マルチネスとのダイレクトリマッチに挑みます。
井岡の三つの敗北、二つ目まではルエンロン・アムナットとドニー・ニエテスという曲者中の曲者とのチェスゲームをSDで落としたもの。
この2試合は、彼らが曲者なら井岡も相当な曲者、どちらに転んでもおかしくない判定でした。
そして、三つ目が今年7月7日のマルチネスとの一戦。
両者とも決定的な場面は作れなかったものの、攻め続けたマルチネスが3-0判定で勝利。マルチネスにとっても楽な試合展開ではありませんでしたが、スコア上は井岡の完敗でした。
「再戦に強い」と言われる井岡も35歳。マルチネスも33歳と意外と年を食っていますが、ファイターの年齢はキャリアの濃淡でも測れます。
井岡弘樹の甥っ子という血統書付きで、日本では堂々のエリートアマ。鳴物入りでプロ転向、
打たせないスタイルとはいえ、15年を超えるキャリアで注目度の高い世界戦だけで25試合も戦った心と体に消耗が蓄積されていることは容易に想像できます。
そして、本人も気づいているように井岡はこの長いキャリアをどこに着地させるのかを考える、そんな季節を迎えています。
一方のマルチネスは、今回で世界戦5試合目。これからレガシーを築くために、野望の炎を燃やす若い33歳です。
ベットフェアーでは井岡が13/8(2.63倍)、マルチネス1/2(1.5倍)。初戦からオッズも逆転、井岡がアンダードッグ。
コメント
コメント一覧 (3)
やるならせめて相手の土俵でやれ、と言いたいところですが、指名試合でも200万しか稼げないマルチネスのために、わざわざ経済強者の井岡が出向いてやる必要がないですね。
フシ穴の眼
が
しました
それとサウスポーとの対戦が多かったのもあるかと。
バンタム級までで戦ったサウスポーの中でまともだったのはナルバエス(とはいえ大分年をとっていましたが)くらいなので、まともなサウスポーとの実戦経験が不足しているのは否めないですね。
中谷もサウスポーなのでタパレス、ネリ、ドヘニー(+アフマダリエフ?)とサウスポーとの実戦経験を積めているのは井上にとってはプラスに働きそうです。
ただ井上ファンがよく言っていた「井上はサウスポーが得意」というのは多分ないでしょうね。
フシ穴の眼
が
しました