長嶋茂雄と大谷翔平。
国民的英雄指数はどちらが上なのか?

「新聞の1面登場回数、号外発行回数、夜の総合ニュースの扱いとなると、長嶋は大谷の比較対象ではありません。なにしろ、長嶋はそれぞれ2回しかないのですから。
夜のNHKニュースが冒頭で長嶋茂雄を伝えたことは展覧試合と引退試合だけ。つまり、現役時代の全盛期は一般紙の1面やニュース番組で取り上げられることはまずなかったのです。
大谷は引退などまだまだ先の話ですが、その日は日本中が悲しむことになるのは間違いありません。長嶋を上回る報道になるのも、何の疑いようがありません」。
国民的英雄度は、大谷の方が明らかに上です。
…ウソは一つもありませんが、この文章は読者を明らかに誤解を招くという意味で、大きな間違いです。
まず、国民的英雄指数をメディアの扱いに限定していることが、真実を歪めてしまっています。
1980年代までスポーツが一般紙の一面を飾ったり、号外が発行されたり、テレビのニュース番組の冒頭で取り上げられることはまずあり得ませんでした。
スポーツのステイタスや選手報酬は、今ほど高くはなかったのです。
このロジックでは、長嶋は井上に勝ちようがありません。
国民的英雄指数というなら、日本国民全員に「最も熱狂しているスポーツ選手は?熱狂度は?」と聞くべきです。
そうなると、現代では大谷翔平以外の名前を出す人も多く出てくるでしょう。
聞き取り調査の地域や時期によっては、大谷はNo.1ですらないかもしれません。
しかし、1960年代ならどう考えても、どこで聞いても長嶋茂雄の人気は1位でない時期や地域が特殊なレベルでしょう。

さて、ではマイナースポーツ、ボクシングの中でもマイナー階級で活躍する井上尚弥を詭弁を弄して嘘をつかずに、ミスリードすることが出来るでしょうか?

ボクシングにおけるFighter Of The Year はジャック・デンプシーやジョー・ルイス、モハメド・アリが受賞してきたアワードで、彼らは全米、いや世界を代表する唯一無二のNo.1アスリートだった。
大谷翔平と比較されるベーブ・ルースと、同じ1920年代に生きたデンプシー。当時、どちらがより大きな存在で、圧倒的巨額の報酬を得て、世界的なインパクトを与えたか?
やめよう、こんなことを議論したってベーブ・ルースが惨めになるだけだ。
ルイスがナチスドイツとの代理戦争でマックス・シュメリンクをノックアウトした試合の重要度は他のスポーツとは比較してはならない。
アリに至っては、もう論外。マイケル・ジョーダンやタイガー・ウッズらとは全く違う、異空間の住人だ。
井上尚弥は、ボクシングはおろかスポーツの枠組みさえも超えた彼らと肩を並べたということを、まず最初に理解しなければならない。
アジア人という不利な条件まで考慮すると、肩を並べたのではなく、彼らを凌駕したと考えても差し支えないだろう。
ところが、肝心の日本では大谷翔平の評価と人気だけが暴走している。世界的に見てより大きな偉業を成し遂げているのは井上尚弥だというのに。
大谷が比較されるのは、ベーブ・ルースが精一杯。デンプシーやルイス、アリを超えた井上の方が遥かに高いステージに到達していることは、どう考えても明らかだというのに。
最も権威があるスポーツ専門誌であるThe Ring magazineにPFPという、ボクサーの純粋な実力評価を表す指標があるが、この権威の塊のようなランキングで、井上は1位になった。
過去の1位を振り返るとロベルト・デュラン、トーマス・ハーンズ、マービン・ハグラー、シュガー・レイ・レナード、マイク・タイソン、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオと錚々たる名前が居並ぶ。
この動かし難い事実から火を見るよりも明らかなことは、井上が世界中のスポーツファンから彼らと同じ実力だと認められ、尊敬を集めているということ。
このファイターの名前を聞けばわかるだろうが、井上がもうすぐ日本では見ることができなくなる、世界的なスーパースターになったと理解できるはずだ。彼らと同じように、ラスベガスの大会場でPPVのメガファイトを展開して、ファイトマネー20億円以上を稼ぎ出すのも疑いようがない。
そう、環太平洋のほんの一部の国でしか馴染みのない野球選手の大谷翔平よりも、世界的な名声は井上の方が上なのだ。
それなのに、なぜか日本のメディアは情報操作して井上の偉業がどれほど世界で報道されているのかを伝えていない。
「(世界では大騒ぎされているのに)日本での評価や人気が今ひとつなんが、どうも僕は残念でね」と、松本人志が忸怩たる思いを吐露するのも当然だ。
MLBなど米国1カ国を管轄しているだけの組織に過ぎないが、ボクシングのWBAやWBC、IBF、WBOは100カ国以上の国や地域と連携、独自のランキングを制定、チャンピオンを認定しているのだ。
あまりにも権威がありすぎて、権力分立の観点からも、WBAらは統括団体ではなく、認定団体にとどまっているのが現実。
これこそが、世界的に野球よりも人気があり、権威も認められている動かぬ証拠だ。
MLBやFIFAのように一つの組織ではカバーしきれないほど、世界的な人気を博しているゆえに、主要とされるだけで4団体も必要で、この先もっと増えそうな勢いなのだ。
また、階級制を敷かない野球やサッカーはまだまだ原始的な段階のレベルの低いスポーツと言える。
ボクシングも19世紀半ばまで、無差別級しかなかったが、あまりの人気に競技レベルの成熟と高度化から階級が分かれた。
まだライト級もミドル級も設定していないMLBごときは、ボクシングと比べると未熟にも程がある。
現在、ブリッジャー級も含めて18階級が存在するのは、わずか3ポンドの差でも大きな不公平が生じるほど競技レベルが高くなっているからに他ならない。
偉大な組織である認定団体の幹部たちは「もっと階級を増やさないと不公平が生じる」と危惧してくれているほどだ。
野球やサッカーもこれから頑張って発展して、ジュニアフライ級とジュニアバンタム級、バンタム級、ジュニアフェザー級でホームラン王4階級制覇、バロンドールで8階級制覇とかするようなスーパースターが出現すると良いのだが…。
未熟な彼らがそこまで辿り着くのは、いつのことになりますやら…応援はしてるが、現状では次の世紀まで待たなければならないだろう…ご苦労なことだ。
そして、日本では大騒ぎのオリンピックも、IOCだけが代表する小さな大会だ。
あの大袈裟な運動会もボクシングのようにIOAやIOF、IOO、WOA、WOC…など多くの認定団体が独自のメダルと出場資格を設定、統括は開催地に任せるしかないほど人気が出たら良いのだが…。それも来世紀に持ち越しか。
…ここでも嘘は一つもありません。


井上がマイケル・ダスマリナスを相手にWBA /IBFバンタム級の防衛戦を行ったのはラスベガスのバージンホテル。恋焦がれたMGMグランドのガーデンアリーナではなく、ましてやTモバイル・アリーナのような大会場でもなく、テレビもESPNとLatin America: Canal Spaceが放映するにとどまりました。
しかし、大橋秀行会長はまたしても幻覚を見たのか、幻聴を聞いたのか「今年、ESPNで中継されたボクシング中継で2位」と妄言を撒き散らして、日本のメディアもそれを報じてしまうのでした。
「このまま防衛戦を重ねていけばファイトマネーは天文学的数字になる」などと同じ、これは真っ赤な嘘でした。
信者たちが熱心に唱えていた「ラスベガスでPPVで20億円」「天文学的数字」「ESPNで2位」…みんなどこへ行ってしまったのでしょうか?
そして、あの信者たちは今どこで何を思っているのでしょうか?
国民的英雄指数はどちらが上なのか?

「新聞の1面登場回数、号外発行回数、夜の総合ニュースの扱いとなると、長嶋は大谷の比較対象ではありません。なにしろ、長嶋はそれぞれ2回しかないのですから。
夜のNHKニュースが冒頭で長嶋茂雄を伝えたことは展覧試合と引退試合だけ。つまり、現役時代の全盛期は一般紙の1面やニュース番組で取り上げられることはまずなかったのです。
大谷は引退などまだまだ先の話ですが、その日は日本中が悲しむことになるのは間違いありません。長嶋を上回る報道になるのも、何の疑いようがありません」。
国民的英雄度は、大谷の方が明らかに上です。
…ウソは一つもありませんが、この文章は読者を明らかに誤解を招くという意味で、大きな間違いです。
まず、国民的英雄指数をメディアの扱いに限定していることが、真実を歪めてしまっています。
1980年代までスポーツが一般紙の一面を飾ったり、号外が発行されたり、テレビのニュース番組の冒頭で取り上げられることはまずあり得ませんでした。
スポーツのステイタスや選手報酬は、今ほど高くはなかったのです。
このロジックでは、長嶋は井上に勝ちようがありません。
国民的英雄指数というなら、日本国民全員に「最も熱狂しているスポーツ選手は?熱狂度は?」と聞くべきです。
そうなると、現代では大谷翔平以外の名前を出す人も多く出てくるでしょう。
聞き取り調査の地域や時期によっては、大谷はNo.1ですらないかもしれません。
しかし、1960年代ならどう考えても、どこで聞いても長嶋茂雄の人気は1位でない時期や地域が特殊なレベルでしょう。

さて、ではマイナースポーツ、ボクシングの中でもマイナー階級で活躍する井上尚弥を詭弁を弄して嘘をつかずに、ミスリードすることが出来るでしょうか?

ボクシングにおけるFighter Of The Year はジャック・デンプシーやジョー・ルイス、モハメド・アリが受賞してきたアワードで、彼らは全米、いや世界を代表する唯一無二のNo.1アスリートだった。
大谷翔平と比較されるベーブ・ルースと、同じ1920年代に生きたデンプシー。当時、どちらがより大きな存在で、圧倒的巨額の報酬を得て、世界的なインパクトを与えたか?
やめよう、こんなことを議論したってベーブ・ルースが惨めになるだけだ。
ルイスがナチスドイツとの代理戦争でマックス・シュメリンクをノックアウトした試合の重要度は他のスポーツとは比較してはならない。
アリに至っては、もう論外。マイケル・ジョーダンやタイガー・ウッズらとは全く違う、異空間の住人だ。
井上尚弥は、ボクシングはおろかスポーツの枠組みさえも超えた彼らと肩を並べたということを、まず最初に理解しなければならない。
アジア人という不利な条件まで考慮すると、肩を並べたのではなく、彼らを凌駕したと考えても差し支えないだろう。
ところが、肝心の日本では大谷翔平の評価と人気だけが暴走している。世界的に見てより大きな偉業を成し遂げているのは井上尚弥だというのに。
大谷が比較されるのは、ベーブ・ルースが精一杯。デンプシーやルイス、アリを超えた井上の方が遥かに高いステージに到達していることは、どう考えても明らかだというのに。
最も権威があるスポーツ専門誌であるThe Ring magazineにPFPという、ボクサーの純粋な実力評価を表す指標があるが、この権威の塊のようなランキングで、井上は1位になった。
過去の1位を振り返るとロベルト・デュラン、トーマス・ハーンズ、マービン・ハグラー、シュガー・レイ・レナード、マイク・タイソン、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオと錚々たる名前が居並ぶ。
この動かし難い事実から火を見るよりも明らかなことは、井上が世界中のスポーツファンから彼らと同じ実力だと認められ、尊敬を集めているということ。
このファイターの名前を聞けばわかるだろうが、井上がもうすぐ日本では見ることができなくなる、世界的なスーパースターになったと理解できるはずだ。彼らと同じように、ラスベガスの大会場でPPVのメガファイトを展開して、ファイトマネー20億円以上を稼ぎ出すのも疑いようがない。
そう、環太平洋のほんの一部の国でしか馴染みのない野球選手の大谷翔平よりも、世界的な名声は井上の方が上なのだ。
それなのに、なぜか日本のメディアは情報操作して井上の偉業がどれほど世界で報道されているのかを伝えていない。
「(世界では大騒ぎされているのに)日本での評価や人気が今ひとつなんが、どうも僕は残念でね」と、松本人志が忸怩たる思いを吐露するのも当然だ。
MLBなど米国1カ国を管轄しているだけの組織に過ぎないが、ボクシングのWBAやWBC、IBF、WBOは100カ国以上の国や地域と連携、独自のランキングを制定、チャンピオンを認定しているのだ。
あまりにも権威がありすぎて、権力分立の観点からも、WBAらは統括団体ではなく、認定団体にとどまっているのが現実。
これこそが、世界的に野球よりも人気があり、権威も認められている動かぬ証拠だ。
MLBやFIFAのように一つの組織ではカバーしきれないほど、世界的な人気を博しているゆえに、主要とされるだけで4団体も必要で、この先もっと増えそうな勢いなのだ。
また、階級制を敷かない野球やサッカーはまだまだ原始的な段階のレベルの低いスポーツと言える。
ボクシングも19世紀半ばまで、無差別級しかなかったが、あまりの人気に競技レベルの成熟と高度化から階級が分かれた。
まだライト級もミドル級も設定していないMLBごときは、ボクシングと比べると未熟にも程がある。
現在、ブリッジャー級も含めて18階級が存在するのは、わずか3ポンドの差でも大きな不公平が生じるほど競技レベルが高くなっているからに他ならない。
偉大な組織である認定団体の幹部たちは「もっと階級を増やさないと不公平が生じる」と危惧してくれているほどだ。
野球やサッカーもこれから頑張って発展して、ジュニアフライ級とジュニアバンタム級、バンタム級、ジュニアフェザー級でホームラン王4階級制覇、バロンドールで8階級制覇とかするようなスーパースターが出現すると良いのだが…。
未熟な彼らがそこまで辿り着くのは、いつのことになりますやら…応援はしてるが、現状では次の世紀まで待たなければならないだろう…ご苦労なことだ。
そして、日本では大騒ぎのオリンピックも、IOCだけが代表する小さな大会だ。
あの大袈裟な運動会もボクシングのようにIOAやIOF、IOO、WOA、WOC…など多くの認定団体が独自のメダルと出場資格を設定、統括は開催地に任せるしかないほど人気が出たら良いのだが…。それも来世紀に持ち越しか。
…ここでも嘘は一つもありません。


井上がマイケル・ダスマリナスを相手にWBA /IBFバンタム級の防衛戦を行ったのはラスベガスのバージンホテル。恋焦がれたMGMグランドのガーデンアリーナではなく、ましてやTモバイル・アリーナのような大会場でもなく、テレビもESPNとLatin America: Canal Spaceが放映するにとどまりました。
しかし、大橋秀行会長はまたしても幻覚を見たのか、幻聴を聞いたのか「今年、ESPNで中継されたボクシング中継で2位」と妄言を撒き散らして、日本のメディアもそれを報じてしまうのでした。
「このまま防衛戦を重ねていけばファイトマネーは天文学的数字になる」などと同じ、これは真っ赤な嘘でした。
信者たちが熱心に唱えていた「ラスベガスでPPVで20億円」「天文学的数字」「ESPNで2位」…みんなどこへ行ってしまったのでしょうか?
そして、あの信者たちは今どこで何を思っているのでしょうか?
コメント
コメント一覧 (2)
でも、なんかフシ穴さんが誰よりも井上尚弥の現状を悔しがってるようにも読めます
なんだかんだ言っても井上尚弥が信じられないところに来てるのは間違いないですよ
フシ穴の眼
が
しました
プライバシー侵害し過ぎて取材拒否にあった日テレとフジが変わらず大谷の試合映像を流してた事からも公式映像買って流してただけのようですね。
フシ穴の眼
が
しました