ユニコーンが史上最速の40-40を達成、またまたまた一般紙の一面を飾りました。

FullSizeRender

アスリートが一面を飾るということは、スポーツ面はもちろん、社会面や社説などでも取り上げられるということ。

さらに、主要駅ではまたまたまた号外も配られたかもしれません。


日本史上、最も多く一般紙の一面に登場し、最も多く号外を発行させたアスリートは大谷翔平です。

まだ、現役生活を折り返しているか、いないかというのに。 

国民的英雄など生まれるわけがない多様化の時代というのに、連日ニュース番組の冒頭でもその活躍が報じられ、ネットニュースでも驚くべき閲覧数と動画再生数をマークする大谷翔平を「国民的英雄」と呼ぶことに誰も異論はないでしょう。

FullSizeRender

しかし、スポーツ紙ではデイリーで森下、報知で浅野に一面を譲りました。

また、米国では野球は人気トップのスポーツではなく、そのファン層も年配者の割合が多く、スポーツ産業の中で〝斜陽〟とみられています。

もちろん、米国でも野球はマイナースポーツとは到底言えず、堂々のメジャースポーツですが、日本とは比較にならない多様化と地方のパワーが強烈なのがアメリカ。 


西海岸の名門球団でチームの中核を担い、歴史的偉業を次々に塗り替えるユニコーンは、最も優れた野球選手の一人で、二刀流に戻ればワン・オブ・ゼムの言葉は外されます。

そんな実質、飛び抜けて最も優れたユニコーンでも、米国で最も注目され報道されている野球選手ではありません。

地上波のニュースやCNNスポーツ、ESPNを眺めていても野球の露出度は第二集団、その野球の中でもトップの扱いを受けているのはダントツでアーロン・ジャッジです。

大谷はジャッジに離された第二集団を引っ張る一人に過ぎません。

米国全土で人気があるのはニューヨーク・ヤンキースだけという価値の多様化に、何よりも大谷が馴染みの薄いアジア人ということが大手メディアの報道を、日本のファンから見るとかなり抑制的に見せている原因です。


FullSizeRender

これはニューヨーク拠点のデイリーニューズ紙ですが、ニューヨークタイムズなども拠点を置く世界最大の都市で大谷翔平が大きく報じられることはレアケース。

このブログでも何度か触れていますが、米国人の取引先や友人では、大谷翔平を知らない人の方が多数派です。

日本に仕事上の知識がある取引先ですら〝予習〟をせずに大谷翔平を知っている人は少数派。

まあ、そんな人々でも日本に来てしまうとこの国でのユニコーン同調圧力のパワーに驚き、平伏し、あっという間に「大谷翔平の直近の活躍」を挨拶がわりにして楽しむようになるのです。

そうです「日本に来てMLBファンになった」という人たちも少なからずいるのです。

そして、レアでもニューヨークなど東海岸の大手メディアで大きく報じられることがあるのは、ユニコーンが現在のMLBの軟弱なステイタスや西海岸のチーム、アジア人というビハインドを破壊するほどの衝撃を与えているからです。

国民的英雄なんて生まれるはずのない時代に登場した、大谷翔平。

あそこまで常識を破壊すると、1億人の共通項になってしまうということです。


あり得ない現象を引き起こす。

ユニコーンのユニコーンたる所以です。