亀田プロモーションが仕掛ける3150FIGHT 、いつも間にか第9弾。

滋賀県で初めて開催されるボクシングの世界タイトルマッチ。

IBFストロー級王者・重岡銀仁朗がペドロ・タデュランを迎える3度目の防衛戦です。



タデュランはIBF1位とはいえ、典型的なアルファベット団体の捏造1位ランカー。14−1のオッズが示す通り、数字上はミスマッチです。

まだ「3度目」の防衛戦に臨むところですが、具志堅用高の持つ連続防衛記録「13」の更新を公言し、周囲からも期待されています。

2010年代から長谷川穂積、内山高志、山中慎介、寺地拳四朗が阻まれた「13」。

階級を超えた「世界戦」という括りでは井上尚弥が22勝、井岡一翔が21勝と具志堅を上回り、「連続」という括りを外して「世界戦」でみると拳四朗も13勝で並んでいます。

この数字にどれだけの意味があるのかは、ボクシングファンの一人一人が自分の中で評価するものです。

米欧を「世界」とするなら、具志堅の評価は2013年名誉の殿堂入り(オールドタイマー)、現役時代(1974〜1981年)はリング誌でも定期的なPFPランキングは存在せず、年間PFP(Best Fighter Poll)が1980年に立ち上がったばかりでした。

一方で、PFPがシュガー・レイ・ロビンソンへの敬称であった1960年代に活躍したファイティング原田はバンタム級で5度しか防衛できなかったにも関わらず、名誉の殿堂はモダン部門でファースト・バロット(一発殿堂)。

時代が新しい具志堅がオールド、古い原田がモダン。13度防衛の具志堅が22年間待たされてオールド、わずか5度防衛の原田が一発殿堂でモダン…一見すると矛盾に満ちた世界評価ですが、非常にわかりやすい話です。

1団体8階級(バンタム級時代は10階級でしたが超軽量級はフライ級・バンタム級・フェザー級の3階級だけ現在は7階級)時代の原田と、2団体26階級時代の具志堅。そして「誰に勝ったのか?」。

銀仁朗の誰に勝ったのか?は、ストロー級ではWBO王者オスカー・コラーゾが究極です。

ぜひ、実現して欲しい!