バム・ロドリゲスのPFPランキングはどこまでジャンプアップするのか?

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オレクサンデル・ウシク、テレンス・クロフォード、井上尚弥の3強の壁を崩すのは難しいものの4位に躍進することは十分ありうる、と先日書きましたが、思考回路がますます硬直しているリング誌がまず5位に引き上げました。

リング誌のトップ5はウシク、井上、クロフォード、カネロ・アルバレス、そしてバムの順。

バムにロックオンされたスーパーミドル級の完全統一王者カネロは、9月のメキシコ独立週間にラスベガスでウィリアム・スカールとの対戦が噂されていましたが、この時点でも進展はなし。

もし、スカールと対戦し圧勝したとしてもPFPランキングには微風すら起こせないでしょう。

それどころか、不細工な試合をすると勝っても順位を下げる、つまりバムに4位の座を明け渡すかもしれません。

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そして、明日の「WBAジュニアバンタム級王者・井岡一翔vs IBF同級王者フェルナンド・マルチネス」の勝者と対決、勝利を収めるようならカネロに代わって4位は確実。

それどころか、3強体制を崩すかもしれません。




クロフォードは8月3日(日本時間4日)に、カリフォルニア州のサッカー専用競技場BMOスタジアムで無敗のWBAジュニアミドル級王者イスライル・マドリモフに挑戦、4階級目のタイトルを狙います(空位のWBO暫定もステイク)。

ジュニアフェザー級の完全統一王者・井上は9月にTJ・ドヘニーとの防衛戦が決定的。

クロフォードが鮮やかに29歳のウズベキスタン人を斬り落として、レベルの高いライト級からジュニアミドル級の4階級を制覇するとPFP1位返り咲きを支持するメディアもあるでしょう。

一方で、井上が37歳のアイルランド人に圧勝しても、やはり何も起こりません。ただでさえ酷い選手が多い軽量級で、砂時計の砂が溢れ始めている井上がムロジョン・アフマダリエフを回避してドヘニーというのは、どういう理屈なのか全く理解不能です。

万一、クロフォードと井上が敗れるような大波乱があると、バムは棚ボタで二つ順位を上げることになります。

フロイド。メイウェザーとマニー・パッキャオが無敵を誇っていた時期は、PFPに議論などありませんでした。彼らはそれぞれの全盛期で、満票一致で1位の座(こうなるともはや「十人十色の妄想」とは言えない)を固めていたのですが、現在はどんぐりの背比べ状態。PFPのトップ戦線は液状化が続いています。

クロフォードと井上が予想通りの圧勝を収めることができないで、年末にバムがファン・フランシスコ・エストラーダに続いてKO負けのない井岡も撃沈すると、PFP1位の可能性が大きく膨らみます。

クロフォードと井上が圧勝したとしても、バムの1位はあり得ます。

さらに、今年のFighter Of The Yearもがっちりコンクリート。

来年、WBO王者の田中恒成も陥落させてUndisputed championになるとPFP1位の座はしばらく安泰、ローマン・ゴンサレスがマークした軽量級のPFP1位の最長記録2年を上回るかもしれません。

ただし。

これは、あくまで「井岡に勝てば」が大前提で始まるストーリーです。

現時点でPFP5位のバムに、井岡が勝てばPFP返り咲きは確実で、それも下位ではないでしょう。勝ち方によっては、あくまでPFP上で「日本のエース交代劇」が起きてもなんの不思議もありません。

もちろん。

これも「井岡が明日、マルチネスに勝つ」のが大前提。

リング誌のPFP9位はエロール・スペンスJr.、10位が中谷潤人。

井岡がマルチネスを印象的に沈めると9位に中谷、10位に井岡(あるいは逆の順位?)もあり得ます。