WBCジュニアフライ級王者アドリアン・エルナンデスのような強豪王者と戦う日本人が現れるなんて、まさか思ってもみませんでした。

しかも、あのエルナンデスに圧勝してしまうなんて。


WBOジュニアバンタム級王者オマール・ナルバエスはフライ級も含めて無敗のまま2階級制覇、しかもそれぞれの階級で二桁防衛を果たしている伝説の名王者です。

多くの人が負けるかもしれないと恐れていたのに、わずか2ラウンドで無敗の伝説を破壊。世界に衝撃を走らせました。


10年無敗の絶対王者。それがWBAバンタム級王者ジェイミー・マクドネル。軽量級ではあまりにも長い身長とリーチを持つ英国人は、まさに難攻不落。そんな巨人が試合当日にウェルター級までリバウンド、圧倒的な体重差で立ち塞がったのですが、この絶対王者をKOするのに必要な時間は、1ラウンドで十分でした。

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注目階級で統一戦を企画、トーナメントを開催する高尚な上位組織WBSSが「黄金」と呼ばれるバンタム級に手を伸ばすのは当然でした。


その最強トーナメントの1回戦であたるのは、ファン・カルロス・パヤノ。

21世紀バンタム級最強と目され、リング誌のノニト・ドネアとの仮想対決でも判定勝ちしているPFPファイター、アンセルモ・モレノをストップしたのがパヤノです。とんでもない強豪です。

それなのに、苦戦必至と思われた試合は、わずか60秒で鮮烈に終わってしまいます。最強を倒したパヤノに何もさせなかったのですから、またしても世界を震撼させました。



そして、あのフロイド・メイウェザーが「ものすごい素質の持ち主」と絶賛したIBF王者エマヌエル・ロドリゲスとのWBSS準決勝は事実上の決勝戦と世界中から注目を集めて、英国開催となりました。

アウエーのリングで、その最強王者ロドリゲスを2ラウンドで粉砕。



決勝の相手はPFPを席捲、シュガー・レイ・ロビンソン杯まで手にした伝説の中の伝説、WBA王者ノニト・ドネア。

この試合では、圧倒的な実力差から普段は絶対しない油断を突かれ、不運にもドネアのパンチを序盤で被弾、事実上片目で10ラウンド以上を戦い、圧倒的な判定勝ちを収めます。



そして、WBSSでは手が届かなかったストラップWBOを握る英国のスター、ポール・バトラーとの最終決戦。

あの勇敢なバトラーが終始逃げ回ると言う信じられない展開でしたが、それでも後半で仕留めたのです。



バンタム級からジュニアフェザー級に上げての初戦は、最強のスティーブン・フルトン。黒人特有の圧倒的な身体能力で無敗のまま、122ポンドを支配するWBC/WBO団体統一王者。

そんなプライドの高いフルトンですら、強打に萎縮してKO負け。

米国ボクシングシーンをまたしても震え上がらせました。