米国はどんな国か?
もちろん一言で表せるような単純な国ではありません。
しかし、単純に「差別の国」というのは間違いではありません。
では、日本だって「差別の国」ではないのか?と聞かれると答えに窮してしまいますが、日本の場合は不器用にオブラートに包みがちです。
米国は日本と比べると、あからさまです。
旅行や出張で行くだけの私には全く何も感じませんが、かの国に暮らす友だち・知人は何十人もいますが「差別されている、自分がマイノリティなのだ」と感じたことがない人は、たったの一人もいません。
誰もが差別を受けた体験を持っています。

アジア人に対しては、肌の色からだけでなく、黒人やヒスパニックなど同じ有色人種からも「無口で小さくて弱い」と攻撃され〝弱い者たちが夕暮れ、さらに弱いものを叩く〟そんな状況です。
ハリウッドに全く新しい価値観をもたらしたブルース・リーや、アジア人に無いはずのパワーでMLBを席捲している大谷翔平はアジアのコミュニティーで英雄です。
プロボクシングというマイナースポーツでも、小さなアジア人にも関わらずマニー・パッキャオはスターダムの頂点に登り詰めました。
しかし、彼らがやったのは常識外のインパクトで米国を震撼させたこと、つまり常識の範囲内では引き続き差別は続く、ということです。
パッキャオが巨大なクサビを打ち込んだ、米国ボクシングシーン。
しかし、二つ目のクサビはまだ影も形も見えていません。ノニト・ドネアは人気階級に手が届くずっと手前で挫折、井上尚弥は米国が全く関心を示さない不人気階級の殻の中に閉じこもったままです。
労働者階級やヒスパニック、黒人たちがファンベースを形成するボクシングの世界でも差別は歴然と存在します。
オレクサンデル・ウシクが日本人ならとんでもない英雄で、東京ドームなど大都市のスタジアムで何度も戦っているでしょうが、現実はウクライナ人。ウシクがメキシカンなら、あのスタイルがどう受け取られるか微妙ですが、米国での人気と報酬は今の何倍にもなっていたのは間違いありません。
もし、井上尚弥がメキシカンなら米国を主戦場で戦い「ボクシングファンの間でも無名」であるはずはなく、ファン・フランシスコ・エストラーダなど論外、レオ・サンタクルスやアブネル・マレスよりも人気があったでしょう。もちろん、米国で同じことをやっていたら「人気階級へ登れ」というプレッシャーは強烈だったでしょうが。
米国で需要の少ない軽量級ボクサーがより高い報酬を手にするのは、人気階級のビッグファイトで前座を務めることです。

多くのビッグファイトはラスベガスで行われ、そこでは幕間の余興扱いの軽量級は客席もガラガラ、観客の多くは人気階級の試合までギャンブルや食事を楽しむのがデフォルトです。
こんなイベントを繰り返すことで、ただでさえ人気のない軽量級のファン意識は脇役感を濃厚にしてゆき、さらに興味を持ってもらえない、そして世界戦でもPFPファイターでもまた前座ーーーそんなデフレスパイラルにハマりっぱなし。
井上尚弥もそれを肌感覚で知りつつあるのでしょうが、それでもモンスターが「いい雰囲気」と感動した米国の会場がありました。
軽量級の試合でも観客は盛り上がり、差別の意識も希薄。
そんな会場もあるのです。
…なんて書きながら、ラスベガスのビッグイベント、WOWOWの放送開始が迫って来ました。
もちろん一言で表せるような単純な国ではありません。
しかし、単純に「差別の国」というのは間違いではありません。
では、日本だって「差別の国」ではないのか?と聞かれると答えに窮してしまいますが、日本の場合は不器用にオブラートに包みがちです。
米国は日本と比べると、あからさまです。
旅行や出張で行くだけの私には全く何も感じませんが、かの国に暮らす友だち・知人は何十人もいますが「差別されている、自分がマイノリティなのだ」と感じたことがない人は、たったの一人もいません。
誰もが差別を受けた体験を持っています。

アジア人に対しては、肌の色からだけでなく、黒人やヒスパニックなど同じ有色人種からも「無口で小さくて弱い」と攻撃され〝弱い者たちが夕暮れ、さらに弱いものを叩く〟そんな状況です。
ハリウッドに全く新しい価値観をもたらしたブルース・リーや、アジア人に無いはずのパワーでMLBを席捲している大谷翔平はアジアのコミュニティーで英雄です。
プロボクシングというマイナースポーツでも、小さなアジア人にも関わらずマニー・パッキャオはスターダムの頂点に登り詰めました。
しかし、彼らがやったのは常識外のインパクトで米国を震撼させたこと、つまり常識の範囲内では引き続き差別は続く、ということです。
パッキャオが巨大なクサビを打ち込んだ、米国ボクシングシーン。
しかし、二つ目のクサビはまだ影も形も見えていません。ノニト・ドネアは人気階級に手が届くずっと手前で挫折、井上尚弥は米国が全く関心を示さない不人気階級の殻の中に閉じこもったままです。
労働者階級やヒスパニック、黒人たちがファンベースを形成するボクシングの世界でも差別は歴然と存在します。
オレクサンデル・ウシクが日本人ならとんでもない英雄で、東京ドームなど大都市のスタジアムで何度も戦っているでしょうが、現実はウクライナ人。ウシクがメキシカンなら、あのスタイルがどう受け取られるか微妙ですが、米国での人気と報酬は今の何倍にもなっていたのは間違いありません。
もし、井上尚弥がメキシカンなら米国を主戦場で戦い「ボクシングファンの間でも無名」であるはずはなく、ファン・フランシスコ・エストラーダなど論外、レオ・サンタクルスやアブネル・マレスよりも人気があったでしょう。もちろん、米国で同じことをやっていたら「人気階級へ登れ」というプレッシャーは強烈だったでしょうが。
米国で需要の少ない軽量級ボクサーがより高い報酬を手にするのは、人気階級のビッグファイトで前座を務めることです。

多くのビッグファイトはラスベガスで行われ、そこでは幕間の余興扱いの軽量級は客席もガラガラ、観客の多くは人気階級の試合までギャンブルや食事を楽しむのがデフォルトです。
こんなイベントを繰り返すことで、ただでさえ人気のない軽量級のファン意識は脇役感を濃厚にしてゆき、さらに興味を持ってもらえない、そして世界戦でもPFPファイターでもまた前座ーーーそんなデフレスパイラルにハマりっぱなし。
井上尚弥もそれを肌感覚で知りつつあるのでしょうが、それでもモンスターが「いい雰囲気」と感動した米国の会場がありました。
軽量級の試合でも観客は盛り上がり、差別の意識も希薄。
そんな会場もあるのです。
…なんて書きながら、ラスベガスのビッグイベント、WOWOWの放送開始が迫って来ました。
コメント