今から30年前、1994年のボクシング・マガジン6月号です。

日本以外は米国くらいしか知りませんが、いろんなスポーツの専門雑誌を見てきましたが、日本の雑誌は綺麗でしっかりしています。

専門家の山田さんが「海外の雑誌は〝チラシ品質〟」と喝破していましたが、どっちが良いかといえば「チラシじゃない方」に決まっています。

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川島郭志がホセ・ルイス・ブエノに完勝、WBCジュニアバンタム級王座獲得のワンショットが表紙。

WBCバンタム級王者・薬師寺保栄は、ホセフィノ・スアレスを10ラウンドで沈めて初防衛に成功。

「世界」では、5月7日開催のラスベガスはMGMグランドガーデンアリーナで The REVENGEと銘打たれたメガイベントをレポート。 

この興行では…

「WBCストロー級(©️️リカルド・ロペスvsケルミン・グアルディア)」

「WBCジュニアミドル級(©️️サイモン・ブラウンvsテリー・ノリス)」

「WBCジュニアライト級(©️️アズマー・ネルソンvsジェシー・ジェームス・レイハ)」

「WBCミドル級(©️️ジェラルド・マクラレンvsジュリアン・ジャクソン」

「WBCジュニアウエルター級(©️️フリオ・セサール・チャベスvsフランキー・ランドール)

…5大タイトルマッチがセットされました。

あらためて見ても、とんでもないマッチアップです。

タダ券を送付されてやって来たアホなカジノ客はセミファイナルの途中くらいからノコノコ席にやって来るのですが、そんな財布は膨れてても頭の中は空っぽな、フィニートの素晴らしさが全くわからないような輩はボクシングなんて見るな!です。

なんて言っても、悲しいかな、金持ちが消費するのがボクシング、とどのつまりはスポーツウォッシングのために本当は興味もない、採算も度外視で欧米スポーツを承知しているサウジと同じです。

1万6000人セットアップの観客席が、ロペスの試合ではガラガラ…日本のボクヲタから見ると不条理極まる、狂気の沙汰です。


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この頃、結婚したてでまだ子供も生まれてなかった私にとっては、最後の「後楽園ホール通い」の日々でした。

世界ランカーの八尋史朗と、日本ジュニアフライ級王者・細野雄一のノンタイトルの大勝負、顔見知りのダフ屋からチケット買って(違法行為ですよ…)観戦したのは良い思い出です。

あの頃、年に10試合見てるか見てないかなボクヲタでした。仕事の予定がわからないから前売り券を買えることが少なくて、当日券で後楽園ホールのエレベータに飛び乗ることが多かったです。

そして、仕事終わりに駆けつけるのは、当日券がある試合なんですが…ダフ屋が魅力的な価格で迫って来ることがあるのです。

ペーペーの社会人ですから、買うのは当時で3000円くらいの席。ところが、売れない興行だとダフオヤジが「リングサイド4000円(正規は1万円)」とか誘惑して来るのです。

ああ「20世紀の後楽園ホール前 ダフ屋のお話」を立ち上げるのも、面白いかもです。

ダフ屋といえば水道橋、水道橋といえばダフ屋…でしたが、今は綺麗なエンタメタウンになりましたなぁ。