2024年8月24日(土)


コミッション:日本ボクシングコミッション

プロモーター:亀田興毅

メディア:ABEMA -TV

亀田和毅
vs
レラト・ドラミニ


亀田和もドラミにも、Transnational Boxing Rankings BoardやESPN、The Ringのフェザー級には名前がありません。

常識的な評価では「2人ともまともな世界ランカーの実力はない」ということです。

WBAでは2人とも圏外(7位:堤駿斗/14位:松本圭佑)。WBCでは亀田和が11位(11位:阿部麗也/10位:松本圭佑)。IBFでは1位が空位でドラミニが2位、亀田和が3位。WBOでは亀田和が9位(11位:下町俊貴/13位:藤田健児)。

IBFという認定団体では王者はルイス・アルベルト・ロペス。亀田和とドラミニが挑戦権のトップ2にポジションしていますから、この2人が戦い勝者が王者に挑戦するという算段です。

昨年10月7日、衝撃的な大番狂せでドラミニが勝利(The Ring)。圧倒的有利と予想された〝出来レース〟をクリアして、WBAタイトルに挑戦する計画は大幅な軌道修正を強いられてしまいました。

2019年7月13日にWBCジュニアフェザー級王者レイ・バルガスに判定負けしてから、追い求める世界の舞台に漕ぎ着けることができないまま、丸5年が過ぎ去りました。

亀田プロモーションはドラミニとの再戦を内定させますが、ドラミニはアーノルド・ケガイとの挑戦者決定戦を選び、新米プロモーター亀田興毅はツメの甘さを曝け出します。

生馬の目を抜く世界ですが、エディ・ハーンやフランク・ウォーレン、アル・ヘイモン、日本なら本田明彦のような〝睨みの効く〟大物相手なら、ドラミニは素直に亀田和との再戦に臨んでいたでしょう。

世界的には人気のないフェザー級は、メキシコのスター選手でもない限りプロモーターやプラットフォームにとって優先順位の低いクラスです。それだけに、〝睨みの効かない〟プロモーターの仕切りでは鳥の羽のようにフラフラ揺れ動くのは仕方がありません。

プロ45戦を積み重ねた33歳の亀田和はもちろん、なんの実績もない30歳の南アフリカ人も自らのキャリアを逆算する段階に差し掛かっています。

お世辞にもファンが喜ぶカードとは言えません。

ただ、この先には〝El Venado〟ロペスが待ち構えているはずです。

亀田vsドラミニに先駆け、王者ロペスは8月10日、ニューメキシコ州アルバカーキでアンジェロ・レオを迎えて4度目の防衛戦を行います。



元WBOジュニアフェザー級王者レオは、「顔面を打たれることを極端に恐れていた」(井上尚弥)と馬鹿にされたスティーブン・フルトンに完敗したばかりか、那須川天心にスパーリングとはいえ圧倒された残念なボクサーです。

よもや、ロペスが負けることはないでしょうが、阿部麗也を無慈悲に破壊した圧勝劇を除くと、そこまで強い王者には見えません。フェザー級の中では際立つフィジカルを全面に出すファイターです。

オッズは1/7(1.14倍)、9/2(5.5倍)。明白にロペス有利ですが…。

日本のボクシングファンからすると、ロペスが阿部戦を超える惨劇を演出、日本で亀田和とのビッグファイト、勝者が井上尚弥の名前を叫ぶ、というのが理想のストーリーですが。。。。。







冷やし中華が食べたい。   ※本文とは関係ありません。

IMG_0945