Boxing Scene .comから 「Facing Inoue: The Night Moloney Met The ‘Monster’(モンスターに敗れた夜)」と「The Making Of The Monster(モンスターの作り方)」。

語り手は明日、武居由樹の挑戦を受けるWBOバンタム級王者ジェイソン・モロニーと、ボクシング・マガジンやリング誌でもお馴染みだった宮田有里子、ジョー小泉。


Facing Inoue: The Night Moloney Met The ‘Monster

2020年、コロナ下のラスベガス、MGMグランドの会議室を完全防疫したThe Bubbleで井上尚弥と対決したモロニーはすぐに普通のボクサーではないことを理解した。

井上の評判はそれまでも聞いていたが、それが具体的にどういうことなのかをあの夜に思い知らされることになる。

井上のパンチは、出どころが見えなかった。そして彼は、試合を組み立てるゲームプランを遂行する達人でもあった。

井上が122ポンドに上がると知ったとき、ジュニアフェザー級も簡単に統一すると確信していた。おそらく126ポンド(フェザー級)でも大きなトラブルに直面することなく、同じことをやってのけるだろう。

井上のパンチはゲンナジー・ゴロフキンやカネロ・アルバレスのようなズドン!というパンチそのものの威力というよりも、技術とスピード、タイミングが完璧にブレンドされた一瞬の爆発音で炸裂される。

ルイス・ネリとの試合がどんな展開になるかは、井上次第だ。井上が負ける可能性があると考えている人は、ほとんどいないだろう。ネリと比べても井上は優秀すぎる。




The Making Of The Monster

宮田有里子は「日本で井上は大谷翔平に続く(グループの)スポーツスター」と語り、殿堂入りのボクシング・ヒストリアンであるジョー小泉は「井上は日本史上最高のボクサー」評価している。

小泉は井上が日本で有名になった要因として「二つの階級で完全統一王者になったこと、それを日本の主要新聞が大きく報道したことで、偉業の内容が多くの人に伝えられた」と説明する。

日本国内で戦うことについても、小泉は「井上の階級は米国に目ぼしい相手が存在しない。米国でやっても金にもならない、注目もされないじゃあやる意味がない」。

明日の試合は「ネリは最高に理想的な相手。日本で有名で悪名が高い。これ以上の相手はいない」(小泉)。

「もし井上がネリに負けるようなことが起きたら?」と聞かれた小泉は「それは考える必要もないこと」と笑い飛ばした。




*******モロニーは協力的ですね。調子が良い証拠です。