ライアン・ガルシアはカリフォルニア州出身の生粋の米国人ですが、SNSを駆使しながらメキシコ色を濃厚に発散、スターダムに駆け上がりました。

アマ戦績は215勝15敗と素晴らしい数字ですが、世界選手権や五輪などの実績はゼロ。エリートアマとは口が裂けても言えません。

それでも、ゴールデンボーイ・ブロモーションズと大型契約、エディ・レイノソをトレーナーに迎えて〝カネロの弟分〟というスターへのパスポートを手にしました。

2016年6月にプロデビューすると、温室の中に敷設された線路を順調に走り、地域タイトルをコレクション。

2021年1月にはWBCライト級の暫定王座に就きました。同じ年の4月にメンタルヘルスの問題を抱えていたことを告白、1年3ヶ月のブランクを作ってしまいます。

それでも、2022年に復帰すると連戦戦勝、2023年4月にはガーボンタ・デービスとのビッグファイトに漕ぎ着けました。

しかし、ここでキャリア初黒星、それも痛烈なTKO負けを喫してしまいます。

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ガルシアの実力は4-Belt eraでも世界王者のレベルにあるかないかですが、タンクとの試合はノンタイトルにもかかわらず、120万件のPPVセールスをマーク、実力と人気の大きな乖離を見せつけました。


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もちろん、人間である限り偏見と無関係であることは出来ません。

大谷翔平がハーフで黒い肌を保つアスリートなら、日本列島をこれほどまでに沸かせることはなかったでしょう。

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ドジャースとの契約が大きく減額していたことも簡単に想像できます。

井上尚弥は昨年のFighter Of The Yearを総ナメにし、PFPリストのトップを争う存在ですが、欧米ボクシングシーンでも無名、スーパースターと比較すると報酬もけして高くはありません。


スポーツといえども、実力だけで人気=報酬が評価されるわけではないのです。