来年、31歳になる井上尚弥にとって、2大会連続金メダリストの看板を背負うロベイシ・ラミレスはキャリア最高の敵になるはずでした。



PUNCHESRAMIREZESPINOZA
Total landed119222
Total thrown376995
Percent32%22%
Jabs landed1843
Jabs thrown79355
Percent23%12%
Power landed101179
Power thrown297640
Percent34%28%

現時点で、井上のキャリア最強はのちにジュニアフライ級でリング誌と団体統一王者になる田口良一です。

続いて、オマール・ナルバエスとノニト・ドネアの軽量級では40前のロートル。

スティーブン・フルトンは初めて拳を交える全盛期の階級最強王者でしたが、最強と呼ぶには世界レベルでのキャリアは貧弱、非力なのに防御が欠点という目も当てられないボクサーで、フェザー級でその評価を上げることは難しいでしょう。むしろ、どんどん評価を下げてフェイドアウトしていくと考えるのが自然です。


そして、ラミレス。デビュー戦で躓いたとはいえ、その後は順調に実力を発揮してきたエル・トレンでしたが、15−1のオッズをひっくり返される敗北。

「Fight Of The Yearにノミネートされるダウン応酬の激闘だった」(ESPN)なんて慰めは要りません。

勝ったエスピノサは29歳のメキシカン。第5ラウンドの痛烈なダウンから立ち直って逆襲、メキシカンらしい勝負根性を見せましたが、ここから強豪王者になるか?というと、今日の戦いぶりでは疑問符しか浮かびません。

体格のアドバンテージを自ら殺すことにかけては、セバスチャン・フンドラを連想させます。

井上がフェザーに上がったとき、エスピノサはベルトを守り続けているでしょうか?