SHOWTIME、最後のPPVイベント。

メインイベントではWBCスーパーミドル級暫定王者デビッド・ベナビデスが、デメトリアス・アンドラーデを6ラウンドでストップ。

26歳、無敗のベナビデスはUndisputed championカネロ・アルバレスとの対戦をアピール。

WBAジュニアミドル、WBOミドルの2階級制覇王者、35歳のアンドラーデはこれがキャリア初黒星。

体格で劣る〝Boo Boo〟アンドラーデは序盤は攻撃的にベナビデスを押し込みましたが、ベナビデスは「アンドラーデの出方を試し、ミスを犯すのを待った」と様子見。

第4ラウンド終了間際にベナビデスの右でアンドラーデがダウン。

続く第5ラウンド、力量差を完全に見切ったベナビデスは強力なアッパーでアンドラーデを攻め立て、試合は一方的に。

pUNCHESBENAVIDEZANDRADE
Total landed11768
Total thrown336259
Percent35%26%
Jabs landed1519
Jabs thrown72113
Percent21%17%
Power landed10249
Power thrown264146
Percent39%34%
-- Courtesy of CompuBox

第6ラウンド開始前のインタバルでは、ドクターがリングに上がりアンドラーデのダメージをチェック。

厳しい攻撃に耐えるBooBooでしたが、暫定王者の左フックを受けてマウスピースを吹っ飛ばされ、もはやKO負けは時間の問題。

第6ラウンドが終わると、トーマス・テイラー主審がアンドラーデのコーナーに棄権の意思を確認、試合を終わらせました。

試合終了のリング上で、〝Monster〟の異名を授けてくれたマイク・タイソンから祝福を受けたベナビデスはカネロ戦を熱望。

「早い段階の打ち合いで勝負は決まっていた。私と彼のどちらが強いのか、互いにはっきりわかった。私の実力を疑っていた奴等は、自分たちが間違っていたことを思い知っただろう。次は、カネロしかいない。カネロはこれ以上、私から逃げることはできない」。

最後まで打撃戦に応じるガッツを見せたアンドラーデは「大きな相手に自分が出来ることは全部やり尽くした。デビッドはとんでもないファイターだった。なるほど、誰も彼とは戦いたがらなかったわけだ」と潔く敗北を認めました。

カネロの次の試合は来年5月のシンコ・デ・マヨ。まだ対戦相手は決まっていませんが、ベナビデスはカネロがこれまで回避し続けてきた「全盛期のパンチャー」の典型。

カネロサイドが時間稼ぎをして、しびれを切らせたベナビデスがライトヘビー級転向…というのが、これから最も起こりうるシナリオです。