Saturday 21, October 2023
  
Echo Arena, Liverpool, Merseyside, United Kingdom
commission:British Boxing Board of Control
promoter:Eddie Hearn (Matchroom Boxing)
matchmaker:Tom Dallas
 media:DAZN


ホルヘ・リナレス。

フェザー級、ジュニアライト級、ライト級でアルファベット団体のストラップをピックアップ。オスカー・ラリオス、ケビン・ミッチェル、アンソニー・クロラ、ルーク・キャンベルらから勝利を収め、ワシル・ロマチェンコとマディソン・スクエア・ガーデン(シアター)で激闘を繰り広げたベネズエラのゴールデンボーイ。

もし、ホルヘ・リナレスが日本人だったら、欧米の人気階級に果敢に挑戦するその姿に、日本のボクシングファンに超軽量級とは違う新鮮な感動を与えていたでしょう。

そして、アウエイをサーキットするサーカスライフを送る必要もなかったでしょう。

ロマチェンコとの大一番も、ニューヨークではなく日本で開催され、「村田諒太vsゲンナジー・ゴロフキン」の先駆けになっていたはずです。

そのロマチェンコ戦から5年。リナレスは、8試合しかリングに上がっていません。その星勘定は3勝5敗、現在3連敗中です。

ロシアのRCCボクシング・プロモーションズと契約したことも試合枯れの原因ですが、最も良い条件を提示してくれたのがRCCだったということです。



38歳になったリナレスと対決するのは、ジョシュ・テイラーとの激闘で名前を挙げた30歳のジャック・カテロール。

実績十分、英国でも知名度の高いリナレスは、カテロールにとってホームに設置された格好の踏み台と考えられています。

あのリナレスをKOして、テイラーとの再戦へ。あるいは、テオフィモ・ロペスとのさらなるビッグファイトに。

オッズは「事実上のジュニアウェルター級 Undisputed Champion」カテロールが1/8(1.125倍)。リナレスが5/1(6倍)。

大番狂せが起きると、リナレスがカテロールから奪うのはWBAインターコンチのベルトだけではありません。マッチルームが描いたビッグファイト行きの切符を勝ち獲ることになります。



そして。リナレスがもう一度日本のリングに上がる、そんな日がいつか訪れるでしょうか?