
あのジョー小泉が遠い目をして語りました。
「シュガー・レイ・ロビンソン、同じ時代で見たかったですね」。
原辰徳監督はボール球に手を出し凡退した選手を「あんなボールはベーブ・ルースだって打てない」と叱責します。
私はモハメド・アリと大場政夫、輪島功一を見たかったです。アホほど自分を信じるバカな彼らは、完全に私のツボです。
そして、いま、大谷翔平です。
いやはや、こんな重症のバカが21世紀に現れるとは。

もしかしたら、いやいやきっと未来のスポーツファンから、私たちは間違いなく羨まれているでしょう。
未来では、大谷翔平のパフォーマンスはより詳しく分析され、最新のテクノロジーで細微にわたり分析されているのは間違いありません。
ただ、可哀想なことに、未来は大谷翔平が何者なのかが分かったあとの時代です。
同じ時代に、こんなことが出来るのか?これ以上があるのか?…???
そんな今を同時進行で共有しながら、大谷翔平が何者になるのかを見届けることが出来る…私たちはその幸せの真っ只中にいるのです。
正直、野球ファンの一人として、私は全盛期の長嶋茂雄を見たかったという思いがありました。
いまは、もう十分です。
もちろん、長嶋茂雄と大谷翔平、二人の全盛期を楽しめた幸運極まるスポーツファンもたくさんいるのでしょうが、まあこれ以上の贅沢は言いません。
いや、もう、どうしようもなく贅沢すぎます。
ただ、もう、ひたすらに、ありがとう。
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