日曜の早朝、英国からの生中継。いつの間にか世界ヘビー級シーンは舞台も時間も、英国標準になりました。

WBOヘビー級暫定タイトル。ダイレクトリマッチとなった一戦は、 王者ヂャン・ヂレイ(張志磊)が前王者ジョー・ジョイスを圧倒、3ラウンドで痛烈なダウンを奪うと主審のスティーブ・グレイはそのままカウントアウト。

 

オープニングラウンドから40歳の左が、38歳の英国人の顔面にまともにヒット。

「増量でプレッシャーをかける」 (ジョイス)作戦は初回で崩壊。10−8に近い内容で1、2ラウンドが進み、迎えた第3ラウンド終了間際、張の左を警戒したジョイスを張の右ショートがカウンターになって炸裂。

わずか3ラウンドの間とはいえ、十分にダメージを蓄積された上に、死角から飛んできたカウンター。ジョイスは前のめりに崩れ落ちました。

Punch Stats

PUNCHESZHANGJOYCE
Total landed3816
Total thrown104133
Percent37%12%
Jabs landed910
Jabs thrown4881
Percent19%12%
Power landed296
Power thrown5652
Percent52%12%
-- Courtesy of CompuBox


張志磊、強い。強すぎる。

足は遅いが、プレッシャーをかけて相手を追い詰めるのは非常に巧妙。ハンドスピードも世界基準では速くはないが、遅くもない。そして、何よりもデカくてパワーがある。

身長は198㎝で張とジョイスは変わりませんが、厚さと高さ、パワーは中国人が何階級も上のファイターに見えました。

Aサイドとして全てが用意された環境の中、初戦以上の惨敗を喫したジョイスは引退でしょう。