世界中をサーキットしてきたロードウォリアー〝Quadro Alas〟ジョンリール・カシメロがついに日本上陸!
10月12日(木)有明アリーナ。元IBFジュニアフェザー級王者・小國以載とジュニアフェザー級10回戦を戦います。
さ〜て、さて、さてカシメロです。
もうこのシリーズだけで18回を数える、Quadro Alas!カシメロ!です。
完全アウエーをモノともせずに、番狂せを起こし続けるフィリピン人です。

⬆︎WBOバンタム級王者だったカシメロは、WBA/IBF同級王者の井上尚弥との3団体統一戦が2020年4月26日(日)、ラスベガスでの対戦が決定していましたが、コロナ禍のために中止。
会場のマンダレイベイイベントセンター(現ミケロブ・ウルトラ・アリーナ)はT -Mobileアリーナ、MGMグランドガーデンアリーナに続くラスベガスの第3グループ会場でキャパ1万2000人。
米国では需要のない「井上vsカシメロ」が、もし実現していたら、「ノニト・ドネアvsフェルナンド・モンティエル」(2011年2月19日)と同じ、リングサイドで100ドル程度の格安チケットに、中上階席封鎖の寂しい風景の中で行われていたのは間違いありません。
ボブ・アラムは「日本から金持ちのハイローラー(カジノで最低10万ドルの大金を落とす上客)が2000人以上詰めかける」と豪語していましたが、中上階席が封鎖されることは認めていました。
そして、そもそも日本にはハイローラーはほとんど存在しませんし、ボクシングファンに限定するとゼロかもしれません…。
百歩譲って日本にお金持ちのボクシングファンが沢山いるとしても、だったらなんで軽量級の関心が低いラスベガスでやるの?って話です。

いずれにしても、クアドロアラスにとって井上戦は3年越しの夢ですが、まだ実現には至っていません。
井上は年末にWBA/IBFジュニアフェザー級王者マーロン・タパレスとのUndisputed title matchに予定通りに圧勝すると、来年はカシメロ、ルイス・ネリとの対戦をほのめかしています。
ネリは日本のリングから〝永久追放〟されていますが、所詮はJBCの匙加減。とはいえ、面倒な〝手続き〟が必要なネリよりも、10月にJBC認定のリングに上がるカシメロの方が簡単に試合が組めるでしょう。
カシメロは2007年にデビューした①母国フィリピンを皮切りに②アルゼンチン、③メキシコ、④南アフリカ、⑤パナマ、⑥タイ、⑦中国、⑧イギリス、⑨米国、⑩韓国と10カ国をサーキット、10月の日本が11カ国目のリング、アウエーはちょうど10カ国目となります。
ここまでジュニアフライ級、フライ級、バンタム級と3階級で世界タイトルを獲得したのは、当たり前のように全て敵地。
敵地を渡り歩くのがロードウォリアーは、試合を盛り上げるためにヒールの役割を請け負うのが常です。
ホームを守るベビーフェイスに、野蛮な悪役ヒールが襲いかかる、そんな勧善懲悪が、富裕国の単細胞なファンを喜ばせるのです。
もちろん、こんなことは日本のボクサーではあり得ません。
ジュニアライト級までのマニー・パッキャオと、井上尚弥を比べて「パッキャオは米国でビッグネーム狩りをして、ついに米国でもAサイドになったのに、井上は日本に引きこもって米国のボクシングファンには無名」という見方は事実ですが、真実では全く間違っています。

パッキャオが日本人なら井上と同じように「より弱い相手を求めて自分も弱体化する」過酷な減量に身を削って、世界的には瑣末で無名な軽量級選手と戦ってそのキャリアを全うしたはずです。
もし、パッキャオが日本で生まれていたら、軽量級の需要が低い米国なんてわざわざ目指す理由がありません。「自殺行為」と言われるようなマッチメイクに、蕎麦の出前のように「あらよ」っと挑む必要がないのです。
また、井上がフィリピンの極貧村で生を受けていたら、ボクサーとしてのオプションは一択、日本や米国を目指す、母国を出るしかありません。エマヌエル・ナバレッテが挑発してくれたら「縁がなかった」なんて女々しい言葉を吐くことなく、二つ返事で受けたでしょう。
そして、パッキャオがマルコ・アントニオ・バレラやエリック・モラレスを破壊したときと同じように、井上も勝利者インタビューで「チャンスを与えてくれたナバレッテに感謝している。(病院に搬送された)ナバレッテが何事もないことを神に祈っている」と敗者を気遣っているはずです。
簡単にいうと、パッキャオにはリスクを冒すだけのリターンがあり、井上にはその必要がなかいということ。
ある意味で、富裕国の軽量級に生まれた井上は不幸です。もっと不幸なのは、これまでの対戦相手にバレラやモラレス、マルケスは論外にしても、悲しいほどショボい相手しかいなかったことです。井上がいる階級のレベルの低さは悲惨、ほんの少しでも時代が違っていたら…。
正直、ガーボンタ・デービスこそ「縁がありません」。タンクは「最終的にはメイウェザーのように(人気階級の)ウェルター級でメガファイト」を目指しています。「上」を目指し、「上」に動いているタンクと、「下」で各駅停車の井上の差は今後もどんどん広がる一方です。
やるなら、タンクが遥か先の人気階級に登っている2年後とか では遅すぎます。
「いつやるか?今でしょ!」なんですが、まずタパレスなんですよね、それはビジネスや常識を考えたら当然です。
タパレス戦を蹴って、あるいはタパレス戦の後にタンクとの対戦をアピールするなんて、富裕国の貴族ボクサーがやることではありません。
そういう馬鹿げた卑しい蛮行は、貧困国の浅ましいパッキャオにこそ、お似合いです。
品格の高い井上尚弥と、下劣なパッキャオを比べてはいけません。汚らわしいにも程があります!
10月12日(木)有明アリーナ。元IBFジュニアフェザー級王者・小國以載とジュニアフェザー級10回戦を戦います。
さ〜て、さて、さてカシメロです。
もうこのシリーズだけで18回を数える、Quadro Alas!カシメロ!です。
完全アウエーをモノともせずに、番狂せを起こし続けるフィリピン人です。

⬆︎WBOバンタム級王者だったカシメロは、WBA/IBF同級王者の井上尚弥との3団体統一戦が2020年4月26日(日)、ラスベガスでの対戦が決定していましたが、コロナ禍のために中止。
会場のマンダレイベイイベントセンター(現ミケロブ・ウルトラ・アリーナ)はT -Mobileアリーナ、MGMグランドガーデンアリーナに続くラスベガスの第3グループ会場でキャパ1万2000人。
米国では需要のない「井上vsカシメロ」が、もし実現していたら、「ノニト・ドネアvsフェルナンド・モンティエル」(2011年2月19日)と同じ、リングサイドで100ドル程度の格安チケットに、中上階席封鎖の寂しい風景の中で行われていたのは間違いありません。
ボブ・アラムは「日本から金持ちのハイローラー(カジノで最低10万ドルの大金を落とす上客)が2000人以上詰めかける」と豪語していましたが、中上階席が封鎖されることは認めていました。
そして、そもそも日本にはハイローラーはほとんど存在しませんし、ボクシングファンに限定するとゼロかもしれません…。
百歩譲って日本にお金持ちのボクシングファンが沢山いるとしても、だったらなんで軽量級の関心が低いラスベガスでやるの?って話です。

いずれにしても、クアドロアラスにとって井上戦は3年越しの夢ですが、まだ実現には至っていません。
井上は年末にWBA/IBFジュニアフェザー級王者マーロン・タパレスとのUndisputed title matchに予定通りに圧勝すると、来年はカシメロ、ルイス・ネリとの対戦をほのめかしています。
ネリは日本のリングから〝永久追放〟されていますが、所詮はJBCの匙加減。とはいえ、面倒な〝手続き〟が必要なネリよりも、10月にJBC認定のリングに上がるカシメロの方が簡単に試合が組めるでしょう。
カシメロは2007年にデビューした①母国フィリピンを皮切りに②アルゼンチン、③メキシコ、④南アフリカ、⑤パナマ、⑥タイ、⑦中国、⑧イギリス、⑨米国、⑩韓国と10カ国をサーキット、10月の日本が11カ国目のリング、アウエーはちょうど10カ国目となります。
ここまでジュニアフライ級、フライ級、バンタム級と3階級で世界タイトルを獲得したのは、当たり前のように全て敵地。
敵地を渡り歩くのがロードウォリアーは、試合を盛り上げるためにヒールの役割を請け負うのが常です。
ホームを守るベビーフェイスに、野蛮な悪役ヒールが襲いかかる、そんな勧善懲悪が、富裕国の単細胞なファンを喜ばせるのです。
もちろん、こんなことは日本のボクサーではあり得ません。
ジュニアライト級までのマニー・パッキャオと、井上尚弥を比べて「パッキャオは米国でビッグネーム狩りをして、ついに米国でもAサイドになったのに、井上は日本に引きこもって米国のボクシングファンには無名」という見方は事実ですが、真実では全く間違っています。

パッキャオが日本人なら井上と同じように「より弱い相手を求めて自分も弱体化する」過酷な減量に身を削って、世界的には瑣末で無名な軽量級選手と戦ってそのキャリアを全うしたはずです。
もし、パッキャオが日本で生まれていたら、軽量級の需要が低い米国なんてわざわざ目指す理由がありません。「自殺行為」と言われるようなマッチメイクに、蕎麦の出前のように「あらよ」っと挑む必要がないのです。
また、井上がフィリピンの極貧村で生を受けていたら、ボクサーとしてのオプションは一択、日本や米国を目指す、母国を出るしかありません。エマヌエル・ナバレッテが挑発してくれたら「縁がなかった」なんて女々しい言葉を吐くことなく、二つ返事で受けたでしょう。
そして、パッキャオがマルコ・アントニオ・バレラやエリック・モラレスを破壊したときと同じように、井上も勝利者インタビューで「チャンスを与えてくれたナバレッテに感謝している。(病院に搬送された)ナバレッテが何事もないことを神に祈っている」と敗者を気遣っているはずです。
簡単にいうと、パッキャオにはリスクを冒すだけのリターンがあり、井上にはその必要がなかいということ。
ある意味で、富裕国の軽量級に生まれた井上は不幸です。もっと不幸なのは、これまでの対戦相手にバレラやモラレス、マルケスは論外にしても、悲しいほどショボい相手しかいなかったことです。井上がいる階級のレベルの低さは悲惨、ほんの少しでも時代が違っていたら…。
正直、ガーボンタ・デービスこそ「縁がありません」。タンクは「最終的にはメイウェザーのように(人気階級の)ウェルター級でメガファイト」を目指しています。「上」を目指し、「上」に動いているタンクと、「下」で各駅停車の井上の差は今後もどんどん広がる一方です。
やるなら、タンクが遥か先の人気階級に登っている2年後とか では遅すぎます。
「いつやるか?今でしょ!」なんですが、まずタパレスなんですよね、それはビジネスや常識を考えたら当然です。
タパレス戦を蹴って、あるいはタパレス戦の後にタンクとの対戦をアピールするなんて、富裕国の貴族ボクサーがやることではありません。
そういう馬鹿げた卑しい蛮行は、貧困国の浅ましいパッキャオにこそ、お似合いです。
品格の高い井上尚弥と、下劣なパッキャオを比べてはいけません。汚らわしいにも程があります!
コメント
コメント一覧 (6)
あの時ナルバエスではなくロマゴンかエストラーダを破壊していたら?
バーネットがドネア、テテをノックアウトして決勝に来ていたら?
天心武尊の後すぐに井岡戦が実現していたら?
ナンバーで大特集になったでしょう。
あの時のどマイナー思考のボクシングファンにはがっかりしたなあ。
最大のもしも。
山中がネリとやらずに井上にトーチを託していたら4団体統一もドラマチックになったのでは?
いなかったバレラよりいた選手でのもしもでした。
フシ穴の眼
が
しました
過去2度ご破算になったこの試合が実現したら"Finally"(タイソンvsホリフィールドのキャッチコピー)
この試合もようやく実現した時にはホリィの最近の試合内容が芳しくなくもう大した期待を集めてなかったですが結果は……
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴さんのこの記事、途中からからヤケクソになっているような感じですね。
フシ穴の眼
が
しました