英国ボクシング市場は、他の先進国と比較して活況を呈しています。
そのエネルギーの源は軽量級からヘビー級まで、フルラインでファイターが充実していること、エディ・ハーンやフランク・ウォーレンら強力なプロモーターの存在です。
一方で、アンソニー・ジョシュアやジョー・ジョイス、ジョシュ・テイラー、キッド・ガラハド、ジョシュ・ウォリントン、カリド・ヤファイ…それぞれの階級を代表するチャンピオンが重要な試合で番狂せを喰らう勝負弱さ、脆さも散見されてきました。
明日はジョシュアのような脆さを垣間見せるダニエル・デュボアが、逞しいウクライナ人オレクサンデル・ウシクの持つWBA/IBF/WBO/IBOのヘビー級タイトルに挑戦します。
藤本京太郎を5分10秒で破壊、日本のボクシングファンにヘビー級がいかに遠い頂なのかを見せつけたデュボア。
かつては英国No.1ホープでしたが、ジョイス戦で自ら膝を付く敗北、格下ケビン・レリーナにダウンを喫するなど株価は下落する一方のデュボアですが、もしウシクに勝利するようだと、完璧なredemption(名誉回復)を果たすばかりか、大きなお釣りも返ってきます。
舞台はポーランド、4万5000人を飲み込むヴロツワフ市立サッカースタジアム。
歴史的にロシアの蹂躙を受けてきたポーランド、巨大スタジアムはウシクへの声援一色になるでしょう。
しかし、デュボアにとって、重圧がかかる母国を離れてキャリア初の完全アンダードッグでアウエーの試合に挑むことは、良い意味で開き直れるはず。
前日計量はウシクが220.9ポンド(100.2kg)、デュボアが233.2ポンド(105.8kg)。
ウシクの直近の試合、ジョシュアとの第2戦は221.5ポンド(100.5kg)、244.5ポンド(110.9kg)の23ポンド(10.4kg)でしたから、今回の〝体重ハンデ〟はわずか12.3ポンド(5.58kg)しかありません。
「ジョシュアを下位変換したデュボアではウシクに勝ち目はない」という大方の見方を反映して、オッズはウシク勝利が1/10(1.1倍)、デュボア6/1(7倍)と大きく開いています。
それでも、25歳のデュボアは36歳のウシクについて「小さな老人。私のパンチが当たれば吹っ飛ぶだろう」と自信満々。
トレーナーのドン・チャールズは「勝てば何が起きるか、みんなわかっているだろう。ダニエルが世界の中心に躍り出るってことだ。ウシクは経験豊富で非常に高い技術を持っている。ただ、ダニエルにも経験と技術があり、そしてビッグパンチャーだ」と、このメガファイトに勝利して、さらなるビッグネームとの対戦路線をほのめかしました。
プロモーターのフランク・ウォーレンも「デュボアが勝てばタイソン・フューリーとの完全統一戦もありうる。英国人同士がヘビー級の完全統一戦で激突するんだ、実現したらメガファイトじゃ済まない、メガ、メガファイトになる」。
19勝18KO1敗、ダイナマイトの異名を持つデュボアには、確かにパンチャーズチャンスがあります。
しかし、ウシクはヘビー級のトップ選手の中で最もパンチを受けない、鉄壁のディフェンダー。その被打率は唯一20%を切る19.9%。
試合が長引けば、変幻自在のウクライナ人にデュボアはリズムを乱され、パワーまで削られてしまうでしょう。早いラウンドで大きなダメージを与えるしか勝ち目はありません。
「KO勝利」はウシク1/2(3倍)、デュボア7/2(4.5倍)と数字は接近しますが、「判定」になるとウシク2/5(3.5倍)、デュボア16/1(17倍)。デュボアがスコアをリードして36分間を戦い抜くことは、極めて難しいと見られています。
常識的に考えれば、デュボアが早めの勝負を仕掛け、いつも以上に雑になったところを、ウシクが楽々と迎撃、終盤までにストップする展開になりそうですが…。
そのエネルギーの源は軽量級からヘビー級まで、フルラインでファイターが充実していること、エディ・ハーンやフランク・ウォーレンら強力なプロモーターの存在です。
一方で、アンソニー・ジョシュアやジョー・ジョイス、ジョシュ・テイラー、キッド・ガラハド、ジョシュ・ウォリントン、カリド・ヤファイ…それぞれの階級を代表するチャンピオンが重要な試合で番狂せを喰らう勝負弱さ、脆さも散見されてきました。
明日はジョシュアのような脆さを垣間見せるダニエル・デュボアが、逞しいウクライナ人オレクサンデル・ウシクの持つWBA/IBF/WBO/IBOのヘビー級タイトルに挑戦します。
藤本京太郎を5分10秒で破壊、日本のボクシングファンにヘビー級がいかに遠い頂なのかを見せつけたデュボア。
かつては英国No.1ホープでしたが、ジョイス戦で自ら膝を付く敗北、格下ケビン・レリーナにダウンを喫するなど株価は下落する一方のデュボアですが、もしウシクに勝利するようだと、完璧なredemption(名誉回復)を果たすばかりか、大きなお釣りも返ってきます。
舞台はポーランド、4万5000人を飲み込むヴロツワフ市立サッカースタジアム。
歴史的にロシアの蹂躙を受けてきたポーランド、巨大スタジアムはウシクへの声援一色になるでしょう。
しかし、デュボアにとって、重圧がかかる母国を離れてキャリア初の完全アンダードッグでアウエーの試合に挑むことは、良い意味で開き直れるはず。
前日計量はウシクが220.9ポンド(100.2kg)、デュボアが233.2ポンド(105.8kg)。
ウシクの直近の試合、ジョシュアとの第2戦は221.5ポンド(100.5kg)、244.5ポンド(110.9kg)の23ポンド(10.4kg)でしたから、今回の〝体重ハンデ〟はわずか12.3ポンド(5.58kg)しかありません。
「ジョシュアを下位変換したデュボアではウシクに勝ち目はない」という大方の見方を反映して、オッズはウシク勝利が1/10(1.1倍)、デュボア6/1(7倍)と大きく開いています。
それでも、25歳のデュボアは36歳のウシクについて「小さな老人。私のパンチが当たれば吹っ飛ぶだろう」と自信満々。
トレーナーのドン・チャールズは「勝てば何が起きるか、みんなわかっているだろう。ダニエルが世界の中心に躍り出るってことだ。ウシクは経験豊富で非常に高い技術を持っている。ただ、ダニエルにも経験と技術があり、そしてビッグパンチャーだ」と、このメガファイトに勝利して、さらなるビッグネームとの対戦路線をほのめかしました。
Two British fighters. Mega, mega fight!
プロモーターのフランク・ウォーレンも「デュボアが勝てばタイソン・フューリーとの完全統一戦もありうる。英国人同士がヘビー級の完全統一戦で激突するんだ、実現したらメガファイトじゃ済まない、メガ、メガファイトになる」。
19勝18KO1敗、ダイナマイトの異名を持つデュボアには、確かにパンチャーズチャンスがあります。
しかし、ウシクはヘビー級のトップ選手の中で最もパンチを受けない、鉄壁のディフェンダー。その被打率は唯一20%を切る19.9%。
試合が長引けば、変幻自在のウクライナ人にデュボアはリズムを乱され、パワーまで削られてしまうでしょう。早いラウンドで大きなダメージを与えるしか勝ち目はありません。
「KO勝利」はウシク1/2(3倍)、デュボア7/2(4.5倍)と数字は接近しますが、「判定」になるとウシク2/5(3.5倍)、デュボア16/1(17倍)。デュボアがスコアをリードして36分間を戦い抜くことは、極めて難しいと見られています。
常識的に考えれば、デュボアが早めの勝負を仕掛け、いつも以上に雑になったところを、ウシクが楽々と迎撃、終盤までにストップする展開になりそうですが…。
コメント